2020/2/3
呼ばれていないので参加していませんが、民事信託サミットという会議が開催されたようです。「家族信託実務ガイド2020.5」日本法令から抜粋していきます。
登壇者は次の方です。
一般社団法人民事信託活用支援機構
http://www.shintaku-shien.jp/member/
代表理事 高橋倫彦氏
理事 伊東大祐氏 弁護士
入会金20万円、月会費2万円
民事信託監督人協会
https://minjishintaku-kantokunin.org/
代表理事 川嵜 一夫 司法書士
一般社団法人 信託制度保障協会
http://sshk.or.jp/
代表理事 星野 大記 司法書士 行政書士
一般社団法人 家族信託普及協会
https://kazokushintaku.org/
代表理事 宮田 浩志 司法書士
一般社団法人民事信託推進センター
http://www.civiltrust.com/
理事 宮本敏行 司法書士
HTTPS を導入していないHPに関しては、導入した良いと思います。(一社)民事信託推進センターには提案したのですが、受け入れられませんでした。
参考
https://support.google.com/webmasters/answer/6073543?hl=ja
冒頭
今後、協議会を設置し、具体策を取りまとめ、これを一般に公開する。
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期限が分からないですが、どのようなものが出てくるのか読んでみたいと思います。
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1、 民事信託等の普及に伴い発生する問題点
伊東弁護士 紛争が起こっている。
星野司法書士 ルールがない。
川嵜司法書士 最後まで面倒をみる専門家がいない。
宮田司法書士 的確な契約書を作成出来ていない。信託を作って終わりではない仕組み作りが出来ていない。
宮本司法書士 専門職の能力担保。後見制度に従事している専門職の反感と偏見。税務の専門職の消極的姿勢。
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正直な感想は、誰でも言えることなのかな、というものです。120名が参加されて、お互いの組織の利害関係もあるので、突っ込んだことは言えないのかもしれません。「紛争が起こっている。」は、私たちに任せてもらえば紛争は起きない、という意味に捉えることができます。
「最後まで面倒をみる専門家がいない。」は、民事信託監督人協会からは、当然に出てきそうなコメントだと感じます。
「的確な契約書を作成出来ていない。信託を作って終わりではない仕組み作りが出来ていない。」は、20万円、10万円の研修費用、月1万円のサポート費用、年1万2000円の会費等を協会として得るには、必要なコメントだと感じます。
「専門職の能力担保。」に関しても、民事信託推進センター。民事信託士協会としては、6万円の研修を受けて、年何回かの必須研修を受け、年2万4千円の会費を払ってもらうには必要なコメントだと思います。
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Ⅱ 民事信託等の普及を阻害する課題と事故を起こさないために
伊東弁護士 プロ後見のアンチ信託。
星野司法書士 ある程度の定型書式。
川嵜司法書士 専門家の無知、専門家の意識、信託の実務上固まっていない点が多々ある。
宮田司法書士 プロの知らなさすぎ。専門家に対して情報発信と啓発。専門家を選別する仕組み。
宮本司法書士 専門職の能力担保
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Iの宮本司法書士のコメントにもありましたが、「プロ後見のアンチ信託」というのは、結構踏み込んでいるなぁ、と感じます。「ある程度の定型書式」は既にあります。「専門家の無知、専門家の意識、信託の実務上固まっていない点が多々ある」「プロの知らなさすぎ。専門家に対して情報発信と啓発。専門家を選別する仕組み」は、正直よく分かりませんでした。自分たちは知っているという前提だとするとちょっと怖さがあります。
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Ⅲ中長期間お客様をサポートするための取組み
宮田司法書士 定期的にアプローチする仕組み(家族会議)
星野司法書士 受益者代理人の就任 契約時10万円 年1万円 業務時 業務に応じて
宮本司法書士 アドバイザリー契約 1時間1万円
川嵜司法書士 信託監督人への就任 年数万円
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算定根拠を知らず、聞いた話からしてこの金額が本当なのか分かりません。
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Ⅳ 組成にかかわる費用を納得いただくための取組み
宮田司法書士 報酬基準例の作成 最低報酬額 %計算
伊東弁護士 言及無し
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Ⅴ 今後に向けて
伊東弁護士 契約書の研究とある程度の定型化
星野司法書士 今後設置する協議会で議論
川嵜司法書士 専門家の育成。普及。遺留分など実務上の問題点の解消。
宮田司法書士 各団体役員が他団体の研修について相互受講
宮本司法書士 管理型信託会社の設立
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特にここについてはありません。
こういうところでお金や地位が決まってくるんだなと感じました。
ビジネスとして上手いなぁと思います。