「信託する」という言葉を当たり前のように使っていましたが、どうやら日本語として間違っているようです。
名詞は、「何が何を何する」の「何」の部分
例えば、「努力する」「進行する」「味方する」はOK。「お茶する」もOK(古い?)
理由は、動作を表す名詞だから。「お茶する」は「お茶を飲む」の特例。
「信託」は、動作性の名詞?
「信託」は、固有名詞か普通名詞。
今まで、「委託者は次の財産を信託し、受託者はこれを引き受けた。」などと書いていましたが、
「委託者は、次の財産を信託財産とする信託を受託者と設定した。」が正しい使い方のようです。
参考
広辞苑
道垣内弘人『信託法』有斐閣P400