自筆証書遺言書保管制度についてのQ&A

自筆証書遺言書保管制度についてのQ&A

Q&A about self-signed will testamentary keeping system

法務省HP (2020年7月2日閲覧)

Ministry of Justice HP

http://www.moj.go.jp/MINJI/minji06_00048.html

法務局(遺言書保管所)で遺言書の書き方を教えてくれますか。

遺言書の作成に関するご相談には一切応じられません。遺言書の様式については,注意事項をご覧いただき,あらかじめご自身で作成の上,来庁いただくようお願いします。

Can you tell me how to write a will at the Legal Affairs Bureau (will will storage)?

We cannot respond to any inquiries regarding the writing of wills.

Regarding the style of wills, please read the precautions and prepare it yourself before visiting the office.

遺言書の様式について,用紙に模様があるのですが,申請可能ですか。

その模様が文字の判読に支障が無いものであれば,申請可能です。

Regarding the form of the will, there is a pattern on the paper. Is it possible to apply?

If the pattern does not interfere with the reading of the characters, you can apply.

遺言書を何色か色分けして書いてもよいですか。

保管されている遺言書について,相続人等がその内容を確認する手段として遺言書情報証明書の交付の請求や遺言書の閲覧があります。閲覧については原本とモニターによる方法があり,色分けを確認することができますが,遺言書情報証明書は白黒で出力されるため色分けを確認することができません。したがって、本制度を利用する場合、遺言書を色分けして作成することはお勧めしません。

Is it possible to write the will will in different colors?

Regarding the stored wills, heirs, etc. have a request for issuance of a wills information certificate and inspection of the wills as a means to confirm the contents. You can check the color coding by browsing the original and the monitor, but you cannot check the color coding because the wills information certificate is output in black and white. Therefore, when using this system, it is not recommended to create wills in different colors.

保管制度が開始する前に作成した遺言書でも 作成した遺言書が所定の様式(注意事項参照)に合うものであれば、預かつてもらえますか。

法務省ホームページ(htt p://www.moj.go.jp/MINJI/5minji03_00051.html)に掲載している様式をダウンロードして入力することで作成いただくことができます。なお、法務局(遺言書保管所)の窓口でも入手可能です。

If the testament that I created before the storage system started is compatible with the prescribed form (see notes), can you keep it?

You can create it by downloading and entering the form posted on the Ministry of Justice website (htt p://www.moj.go.jp/MINJI/5minji03_00051.html). It can also be obtained at the window of the Legal Affairs Bureau (will will storage).

保管の申請をしたいのですが,遺言者本人が病気のため法務局(遺言書保管所)へ出頭できない場合はどうすればよいですか。

本人出頭義務を課しているととから、その場合には.本制度をご利用いただけません。なお介助のために付添人に同伴していただくことは差し支えありません。

I would like to apply for storage, but what should I do if the testamentary person cannot report to the Legal Affairs Bureau (will-will storage) due to illness?

In that case, because you are obliged to appear. This system is not available. In addition, it is safe to have your attendant accompany you for assistance.

保管の申請時には,遺言書を封筒に入れたまま法務局(遺言書保管所)へ持参すればよいですか。

申請時には遺言書原本のみをお出しいただくことになります。封筒は不要です。

When applying for storage, should I bring the will to the Legal Affairs Bureau (will will storage) while keeping it in an envelope?

Only the original will will be submitted at the time of application. No envelope required.

本人確認について,顔写真付きの身分証明書を所持していない場合はどうすればよいですか。

本人出頭義務を課していることから、なりすましを防止する必要があるため、顔写真付きの身分証明書の提示が必須となります。例えば,マイナンバーカードであれば、誰でも取得できますのでご検討願います。

保管の申請の手数料について、保管年数に応じて手数料も増えるのですか。

保管申請の手数料は、その後の保管年数に関係なく申請時に定額(遺言書1通につき、3,900円)を納めていただきます。

Does the storage application fee increase according to the number of years of storage?

The storage application fee will be a fixed amount (3,900 yen per will) when applying, regardless of the number of years of storage thereafter.

手数料納付のための収入印紙はどこで購入すればよいですか。

各告法務局(遺言書保管所)庁舎内の収入印紙の販売窓口又はお近くの郵便局等で販売しています。詳しくは、申請・請求予定先の法務局(遺言書保管所)にお問い合わせください。

Where can I purchase a revenue stamp for paying fees?

Each Notification Legal Affairs Bureau (Will will storage) Sold at the sales counter for revenue stamps in the government building or the post office near you. For details, please contact the Legal Affairs Bureau (will will storage) where you plan to apply/claim.

遺言書を法務局(遺言書保管所)に預けたことを家族に伝えておいた方がよいですか。

法務局(遺言書保管所)に預けたことをご家族(相続人となり得る方)に伝えておいていただくと,相続開始後,ご家族が,スムーズに遺言書情報証明書の請求手続等を行うことができます。保管証を利用すると確実です。

Should I inform my family that I have deposited the will to the Legal Affairs Bureau (will will storage)?

If you tell your family (who can be an heir) that you have deposited it at the Legal Affairs Bureau (will storage), your family will smoothly perform a request procedure for a will information certificate after the inheritance starts. can do. It is sure to use the storage certificate.

保管証を紛失した場合には,再発行可能ですか。

保管証の再発行はできませんので、大切に保管してください。なお、保管証があるとその他の手続がスムーズですが、保管証がない場合でも手続は可能です。

Is it possible to reissue the storage certificate if it is lost?

Please keep it in a safe place as a storage certificate cannot be reissued. Note that other procedures will be smoother if you have a storage certificate, but you can still do it if you do not have a storage certificate.

保管の申請の撤回を行った場合に、その遺言は無効に怠るのですか。

遺言書の保管の申請の撤回は、法務局(遺言書保管所)に遺言書を預けるととをやめることであり、その遺言の効力とは関係がありません。

If I withdraw my request for storage, will I fail to nullify the will?

The withdrawal of the application for storage of wills means that it will stop depositing wills at the Legal Affairs Bureau (will will storage), and is not related to the effect of the will.

遺言書の閲覧をしたいのですが,遺言書が保管されている法務局(遺言書保管所)が遠方の場合もその法務局(遺言書保管所)へ行かなければなりませんか。

遺言書の閲覧方法として.遺言書原本を閲覧する方法のほか,モ二ターで遺言書を閲覧する方法があります。モニターの方法による場合には,全国どこの法務局(遺言書保管所)においても閲覧が可能となります。

I would like to browse the wills, but if the legal bureau where the wills are stored (will will storage) is far away, do I have to go to that legal bureau (will will storage)?

As a method of viewing wills. In addition to viewing the original wills, you can also view the wills using a monitor. If you use the monitoring method, you can view the information at any legal affairs office (will will storage) anywhere in the country.

遺言書情報証明書等の交付に遺言書情報証明書を取得したいのですが,自分で法務局(遺言書保管所)へ行かなければなりませんか。

保管の申請の場合(Q6 )と異なり、遺言書情報証明書等の交付については、ご自身で法務局(遺言書保管所)の窓口に出向いて請求するほか、郵送による請求や、法定代理人による手続も可能です。なお、保管の申請書や請求書等の書類については司法書士等にその作成を依頼することができます。

I would like to browse the wills, but if the legal bureau where the wills are stored (will will storage) is far away, do I have to go to that legal bureau (will will storage)?

As a method of viewing wills. In addition to viewing the original wills, you can also view the wills using a monitor. If you use the monitoring method, you can view the information at any legal affairs office (will will storage) anywhere in the country.

遺言書情報証明書はどのような手続に使用できますか。

今まで遺言書の原本を必要としていた相続登記手続等や銀行での各種手続について,遺言書情報証明書を使用していただくことを想定しています。

What kind of procedure can I use the wills information certificate?

We assume that you will use a will will information certificate for inheritance registration procedures and various procedures at banks that required the original wills until now.

家族(相続人)は法務局(遺言書保管所)に保管されている遺言書を返却してもらうことができますか。

法務局(遺言書保管所)に保管されている遺言書については、家族(相続人)であっても返却を受けるととはできません。内容を確認するには、遺言書情報証明書の交付の請求又は遺言書の閲覧をしてください。

Is it possible for the family (inheritor) to return the wills stored in the Legal Affairs Bureau (will will storage)?

Regarding the wills stored in the Legal Affairs Bureau (will will storage), even family members (inheritors) cannot be returned. To confirm the contents, please request the issuance of a will information certificate or browse the will.

予約せすに直接法務局(遺言書保管所)に行つた場合には申請を受け付けてもらえますか。

各種申請・請求に当たっては原則として予約が必要です。予約せずに来庁された場合、長時間お待ちいただいたり、その日に手続ができない場合があります。

If I go directly to the Legal Affairs Bureau (will will storage) to make a reservation, can you accept the application?

As a general rule, reservations are required for various applications and requests. If you come to the agency without making a reservation, you may have to wait a long time, or you may not be able to complete the procedure on that day.

自筆証書遺言を作成したら必す法務局(遺言保管所)に預けなければならないのですか。

本制度は,自筆証書遺言に係る遺言書について、法務局(遺言書保管所)に保管をするという選択肢を増やすものであり、従来どおり自宅等で保管していただくことも可能です。

Do I have to deposit the self-signed certificate will at the required legal bureau (will test depository) when I create it?

This system will increase the option to keep wills related to autograph deeds wills at the Legal Affairs Bureau (will will storage), and you can also keep them at home etc. as before.

自筆証書遺言と公正証書遺言のどちらを選べばよいですか。

自筆証書遺言と公正証書遺言の主な特徴については、パンフレットに記載していますので参考にしてください。なお、どちらを選ぶべきかは、ご本人の判断ですので、法務局(遺言保管所)ではお答えできません。

Should I choose between a self-signed will and a notarized will?

Please refer to the pamphlet for the main features of the testamentary will and the notarized will. Please note that it is up to you to decide which one to choose, and the Legal Affairs Bureau (will-will storage) cannot answer.

押印についてのQ&A

法務省HP 20200630閲覧

http://www.moj.go.jp/content/001322410.pdf

                         令和2年6月 19 日

                            内 閣 府

                            法 務 省

                            経 済 産 業 省

問1.契約書に押印をしなくても、法律違反にならないか。

・ 私法上、契約は当事者の意思の合致により、成立するものであり、書面の作成及びその書面への押印は、特段の定めがある場合を除き、必要な要件とはされていない。

・ 特段の定めがある場合を除き、契約に当たり、押印をしなくても、契約の効力に影響は生じない。

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契約自由の原則のうち、契約方式の自由(伊藤眞『民法2債権各論 第3版』P18)。

特段の定め・・・定期借地権(借地借家法22条)は公正証書による書面等でしなければならない、など。

ここからは、契約書、文書、書面を「契約締結のための情報とそれに付随する情報」と読み替えて考えてみます。

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問2.押印に関する民事訴訟法のルールは、どのようなものか。

・ 民事裁判において、私文書が作成者の認識等を示したものとして証拠(書証)になるためには、その文書の作成者とされている人(作成名義人)が真実の作成者であると相手方が認めるか、そのことが立証されることが必要であり、これが認められる文書は、「真正に成立した」ものとして取り扱われる。

民事裁判上、真正に成立した文書は、その中に作成名義人の認識等が示されているという意味での証拠力(これを「形式的証拠力」という。)が認められる。

・ 民訴法第 228 条第4項には、「私文書は、本人[中略]の署名又は押印があるときは、真正に成立したものと推定する。」という規定がある。

この規定により、契約書等の私文書の中に、本人の押印(本人の意思に基づく押印と解釈されている。)があれば、その私文書は、本人が作成したものであることが推定される。

・ この民訴法第 228 条第4項の規定の内容を簡単に言い換えれば、裁判所は、ある人が自分の押印をした文書は、特に疑わしい事情がない限り、真正に成立したものとして、証拠に使ってよいという意味である。そのため、文書の真正が裁判上争いとなった場合でも、本人による押印があれば、証明の負担が軽減されることになる。

・ もっとも、この規定は、文書の真正な成立を推定するに過ぎない。その文書が事実の証明にどこまで役立つのか(=作成名義人によってその文書に示された内容が信用できるものであるか)といった中身の問題(これを「実質的証拠力」という。)は、別の問題であり、民訴法第 228 条第4項は、実質的証拠力については何も規定していない。

・ なお、文書に押印があるかないかにかかわらず、民事訴訟において、故意又は重過失により真実に反して文書の成立を争ったときは、過料に処せられる(民訴法第 230 条第1項)。

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・文書が成立したこと(形式的な不備がない。)

・文書が当事者の意思、事実を反映していること。

を別に考える。

・文書が当事者の意思、事実を反映していることに関しては、押印の有無は関係がない。

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問3.本人による押印がなければ、民訴法第228条第4項が適用されないため、文書が真正に成立したことを証明できないことになるのか。

・ 本人による押印の効果として、文書の真正な成立が推定される(問2参照)。

・ そもそも、文書の真正な成立は、相手方がこれを争わない場合には、基本的に問題とならない。また、相手方がこれを争い、押印による民訴法第 228 条第4項の推定が及ばない場合でも、文書の成立の真正は、本人による押印の有無のみで判断されるものではなく、文書の成立経緯を裏付ける資料など、証拠全般に照らし、裁判所の自由心証により判断される。他の方法によっても文書の真正な成立を立証することは可能であり(問6参照)、本人による押印がなければ立証できないものではない。

・ 本人による押印がされたと認められることによって文書の成立の真正が推定され、そのことにより証明の負担は軽減されるものの、相手方による反証が可能なものであって、その効果は限定的である(問4、5参照)。

・ このように、形式的証拠力を確保するという面からは、本人による押印があったとしても万全というわけではない。そのため、テレワーク推進の観点からは、必ずしも本人による押印を得ることにこだわらず、不要な押印を省略したり、「重要な文書だからハンコが必要」と考える場合であっても押印以外の手段で代替したりすることが有意義であると考えられる。

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・テレワーク推進の観点からは、必ずしも本人による押印を得ることにこだわらず、不要な押印を省略したり、「重要な文書だからハンコが必要」と考える場合であっても押印以外の手段で代替したりすることが有意義であると考えられる。

文書の成立について争う可能性がなければ、本人によるハンコを省略することも有意義。

重要な文書であっても、ハンコ以外の方法で代替することも可能。法に基づく電子署名以外で、例えば何が思い浮かぶでしょうか。

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問4.文書の成立の真正が裁判上争われた場合において、文書に押印がありさえすれば、民訴法第 228 条第4項が適用され、証明の負担は軽減されることになるのか。

・ 押印のある文書について、相手方がその成立の真正を争った場合は、通常、その押印が本人の意思に基づいて行われたという事実を証明することになる。

・ そして、成立の真正に争いのある文書について、印影と作成名義人の印章が一致することが立証されれば、その印影は作成名義人の意思に基づき押印されたことが推定され、更に、民訴法第228条第4項によりその印影に係る私文書は作成名義人の意思に基づき作成されたことが推定されるとする判例(最判昭 39・5・12民集 18 巻4号 597 頁)がある。これを「二段の推定」と呼ぶ。

・ この二段の推定により証明の負担が軽減される程度は、次に述べるとおり、限定的である。

① 推定である以上、印章の盗用や冒用などにより他人がその印章を利用した可能性があるなどの反証が相手方からなされた場合には、その推定は破られ得る。

② 印影と作成名義人の印章が一致することの立証は、実印である場合には印鑑証明書を得ることにより一定程度容易であるが、いわゆる認印の場合には事実上困難が生じ得ると考えられる(問5参照)。

・ なお、次に述べる点は、文書の成立の真正が証明された後の話であり、形式的証拠力の話ではないが、契約書を始めとする法律行為が記載された文書については、文書の成立の真正が認められれば、その文書に記載された法律行為の存在や内容(例えば契約の成立や内容)は認められやすい。他方、請求書、納品書、検収書等の法律行為が記載されていない文書については、文書の成立の真正が認められても、その文書が示す事実の基礎となる法律行為の存在や内容(例えば、請求書記載の請求額の基礎となった売買契約の成立や内容)については、その文書から直接に認められるわけではない。このように、仮に文書に押印があることにより文書の成立の真正についての証明の負担が軽減されたとしても、そのことの裁判上の意義は、文書の性質や立証命題との関係によっても異なり得ることに留意する必要がある。

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押印は文書の成立(形式的証拠力)を認める1つの資料。実質的証拠力は、文書の性質や何を証明したいかによる。

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問5.認印や企業の角印についても、実印と同様、「二段の推定」により、文書の成立の真正について証明の負担が軽減されるのか。

・ 「二段の推定」は、印鑑登録されている実印のみではなく認印にも適用され得る(最判昭和 50・6・12 裁判集民 115 号 95 頁)。

・ 文書への押印を相手方から得る時に、その印影に係る印鑑証明書を得ていれば、その印鑑証明書をもって、印影と作成名義人の印章の一致を証明することは容易であるといえる。

・ また、押印されたものが実印であれば、押印時に印鑑証明書を得ていなくても、その他の手段により事後的に印鑑証明書を入手すれば、その印鑑証明書をもって、印影と作成名義人の印章の一致を証明することができる。ただし、印鑑証明書は通常相手方のみが取得できるため、紛争に至ってからの入手は容易ではないと考えられる。

・ 他方、押印されたものが実印でない(いわゆる認印である)場合には、印影と作成名義人の印章の一致を相手方が争ったときに、その一致を証明する手段が確保されていないと、成立の真正について「二段の推定」が及ぶことは難しいと思われる。そのため、そのような押印が果たして本当に必要なのかを考えてみることが有意義であると考えられる。

・ なお、3Dプリンター等の技術の進歩で、印章の模倣がより容易であるとの指摘もある。

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実印でない場合・・・二段の推定が及ぶことは難しい。

実印である場合・・・3Dプリンター等の技術の進歩に注意する。

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問6.文書の成立の真正を証明する手段を確保するために、どのようなものが考えられるか。

・ 次のような様々な立証手段を確保しておき、それを利用することが考えられる。

① 継続的な取引関係がある場合

取引先とのメールのメールアドレス・本文及び日時等、送受信記録の保存(請求書、納品書、検収書、領収書、確認書等は、このような方法の保存のみでも、文書の成立の真正が認められる重要な一事情になり得ると考えられる。)

② 新規に取引関係に入る場合

契約締結前段階での本人確認情報(氏名・住所等及びその根拠資料としての運転免許証など)の記録・保存

本人確認情報の入手過程(郵送受付やメールでの PDF 送付)の記録・保存

文書や契約の成立過程(メールや SNS 上のやり取り)の保存

③ 電子署名や電子認証サービスの活用(利用時のログイン ID・日時や認証結果などを記録・保存できるサービスを含む。)

・ 上記①、②については、文書の成立の真正が争われた場合であっても、例えば下記の方法により、その立証が更に容易になり得ると考えられる。また、こういった方法は技術進歩により更に多様化していくことが想定される。

(a) メールにより契約を締結することを事前に合意した場合の当該合意の保存

(b) PDF にパスワードを設定

(c) (b)の PDF をメールで送付する際、パスワードを携帯電話等の別経路で伝達

(d) 複数者宛のメール送信(担当者に加え、法務担当部長や取締役等の決裁権者を宛先に含める等)

(e) PDF を含む送信メール及びその送受信記録の長期保存

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押印に代わる方法の例示。

・請求書、納品書、検収書、領収書、確認書等は、相手のメールアドレス・本文、日時などの送受信記録を保存しておけば、文書が成立したと認められる重要な一事情になり得る。

・電子署名や電子認証サービスの活用(利用時のログイン ID・日時や認証結果などを記録・保存できるサービスを含む。)

主に後者。クラウド型電子署名について新たに記録。

Google検索スキル



1. AND検索
「机 整理 ケース」など、2つ以上のキーワードで検索する方法。

2.OR検索
「手帳 OR ノート OR 付箋」など2つ以上のキーワードをのうちどちらか1つが含まれているサイトを検索。


3. 除外検索
「PC-Mac」のように特定のキーワードを省きたい場合の検索方法

4.フレーズ検索
「”スマホ アプリ”」のようにダブルクオテーションで囲ったキーワードの順番に検索。

5.ワイルドカード検索
例 電子署名*法律

6.タイトル検索
「TITLEWORDS(トヨタ)」 のようにカッコ内に入れたキーワードを入れる。

7. 本文検索
「intext:」+「一つのキーワード」、「allintext:」+「複数のキーワード」

8.検索エンジンを使って「検索テクニックを検索」することができる
グーグルの場合「Google 検索 ヘルプ」で検索
https://support.google.com/websearch/answer/134479?hl=ja&ref_topic=3036132

10.公式ドキュメントを読む
 学ぼうとする技術の公式ドキュメントがどこにあるか探す
技術の名前 site 公式サイトのドメイン 
技術の名前 公式
など

他に良い検索方法があれば教えてください。

公正証書遺言を作成するための診断書(証明書)

遺言公正証書を作成する予定なのですが、公証センターから事前に診断書を提出するようにいわれました。病名を記載する、名前を言うことが出来る、の出来る出来ないのチェックなら、医師に任せても良いと思います。ただ、この診断書には「当院において治療中であるが、意思表示が明確にでき、判断能力に問題がないことを証明する。」「なお、遺言又は契約など自己の財産を単独で管理・処分する能力を有しているものと認められる。」と記載されています。この診断を医師に求めるのは、酷というか、特に高齢者に関しては出来ないのではないか、そもそも医師の仕事ではないと思います。

Willingness to prepare notary deed.A medical certificate must be submitted to the notarization center in advance.I think that the doctor can check the illness name and the ability to say the name.This medical certificate states, “We are in treatment at our hospital, but we can prove that our intention is clear and there is no problem in our judgment ability.” “In addition, we will manage and dispose of our own property such as wills or contracts independently. It is recognized as having the ability to do. ”I think it’s not the doctor’s job to ask a doctor to make this diagnosis for the elderly.

日本公証人連合会「新型コロナウイルス感染症に対する対応策について」

新型コロナウイルス感染症に対する対応策について

日本公証人連合会
http://www.koshonin.gr.jp/news/nikkoren/%e6%96%b0%e5%9e%8b%e3%82%b3%e3%83%ad%e3%83%8a%e3%82%a6%e3%82%a4%e3%83%ab%e3%82%b9%e6%84%9f%e6%9f%93%e7%97%87%e3%81%ab%e5%af%be%e3%81%99%e3%82%8b%e5%af%be%e5%bf%9c%e7%ad%96%e3%81%ab%e3%81%a4%e3%81%84.html


新型コロナウイルス感染症に対する対応策について
2020年04月06日
 新型コロナウイルスの感染拡大により医療崩壊の危険性が増している状況に鑑み、国民に対する公的サービスである公証業務をできる限り継続するために、当面、各公証役場では次の措置を講じることとなりましたので、ご不便をおかけすることとなりますが、よろしくお願い申し上げます。

公証業務についての打合せや相談業務は、原則、対面ではなく、メールや電話等を利用して行うこととし、公正証書の作成等も、可能な限り、事前にメール等でやりとりをして、対面での手続は最小限と致します。
公正証書作成等で対面でやりとりをする必要があるときは、向かい合わず、距離を空け、できるだけ風通しをよくして行うように致します。
公証役場によっては、出勤者を2班に分け、出勤時間や出勤日を別にした上、他の班の者には絶対に接触しないようにするという措置を講じておりますので、ご利用の公証役場にお問い合わせ下さい。
万一、公証人等の感染により、当該公証役場の業務を一時中断して、外部の者の立入禁止措置を講じる事態となったときは、日本公証人連合会のホームページや当該公証役場に掲示するなどして最寄りの公証役場をご案内致しますので、当該最寄りの公証役場の公証人に連絡を取って下さい。
緊急事態宣言が出された地域の公証役場では、必要性・緊急性の高い事件のみを取り扱うこととし、それに応じて、事務処置体制を縮小するものの、できる限りの公証業務を継続致します。

Countermeasures for New Coronavirus Infections

Japan Notary Federation

http://www.koshonin.gr.jp/news/nikkoren/%e6%96%b0%e5%9e%8b%e3%82%b3%e3%83%ad%e3%83%8a%e3%82 % a6% e3% 82% a4% e3% 83% ab% e3% 82% b9% e6% 84% 9f% e6% 9f% 93% e7% 97% 87% e3% 81% ab% e5% af% be % e3% 81% 99% e3% 82% 8b% e5% af% be% e5% bf% 9c% e7% ad% 96% e3% 81% ab% e3% 81% a4% e3% 81% 84.html

Countermeasures for New Coronavirus Infections

2020 years 04 May 06 days

 In light of the increasing risk of medical collapse due to the spread of the new coronavirus, each notary office will take the following measures in order to continue the notary business, which is a public service to the public, as much as possible. We apologize for any inconvenience, but thank you.

In principle, meetings and consultation services concerning notary services shall be conducted not by face-to-face, but by e-mail or telephone, etc. Procedures at will be minimal.

If you need to communicate face-to-face, such as in the form of a notarized deed, we will try to keep the distance away and keep the ventilation as good as possible.

Depending on the notary public office, the work attendees are divided into two groups, the work time and the work day are set differently, and measures are taken to ensure that they do not contact other members. Please contact the government office.

In the unlikely event that infection by a notary public, etc. temporarily suspends the operations of the notary public office and takes measures to restrict the entry of outsiders, it will be posted on the website of the Japan Notary Public Association and the notary public office Please contact the notary public at the nearest notary public office to guide you to the nearest notary public office.

At the notary office in the area where the emergency declaration was issued, we will handle only cases of high necessity and urgency. In response to this, we will reduce the administrative processing system, but continue our notary work as much as possible.

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नयाँ कोरोनाभाइरस संक्रमणको लागि काउन्टरमेजर

जापान नोटरी संघ
http://www.koshonin.gr.jp/news/nikkoren/%e6%96%b0%e5%9e%8b%e3%82%b3%e3%83%ad%e3%83%8a%e3%82 % a6% e3% %२% a4% e3%% 83%%% 3%% 3२% b9% e6%% 84% f%% 6% f% f%%%% 7%% 97%%% 87%%%%% 5%%% % ई%% 99१%% 99% ई%% %२% b बी% ई%% एफ%% ई%% बीएफ% c सी% ई%% विज्ञापन%%%% ई%% %१% अब% ई%% %१% ए%% ई%% %१% .h 84 एचटीएमएल


नयाँ कोरोनाभाइरस संक्रमणको लागि काउन्टरमेजर
अप्रिल 06, २०२०
नयाँ कोरोनाभाइरसको फैलावटको कारण चिकित्सा पतनको बढ्दो जोखिमको प्रकाशमा, प्रत्येक नोटरी कार्यालयले नोटरी सेवा, जनताको लागि सार्वजनिक सेवा, यथासम्भव लामो समयसम्म राख्नको लागि निम्न उपायहरू लिनेछ। हामी कुनै असुविधाको लागि माफी चाहन्छौं, तर धन्यवाद।

सैद्धान्तिक रूपमा, नोटरी सेवाहरू सम्बन्धी बैठक र परामर्श सेवाहरू आमनेसामने नभई इ-मेल, टेलिफोन, इत्यादिको माध्यमबाट सञ्चालन हुनेछन्। प्रक्रियाहरू न्यूनतम हुनेछन्।
यदि तपाईंले आमनेसामने कुराकानी गर्न आवश्यक छ, जस्तै एक नोटराइड डीडको रूपमा, हामी टाढा टाढा राख्ने प्रयास गर्छौं र भाँडो सकेसम्म राम्रो राख्नेछौं।
नोटरी सार्वजनिक कार्यालयमा निर्भर गर्दै, कामका सहभागीहरूलाई दुई समूहमा विभाजन गरिएको छ, कार्य घण्टा र काम दिन छुट्टयाइएको छ, र तिनीहरू अन्य सदस्यहरूसँग सम्पर्कमा नपर्दछन् भनेर सुनिश्चित गर्न उपायहरू लिइन्छन्। कृपया सरकारी कार्यालयमा सम्पर्क गर्नुहोस्।
नोटरी सार्वजनिक इत्यादिद्वारा हुने संक्रमित घटनामा अस्थायी रूपमा नोटरी सार्वजनिक कार्यालयको काम रोकिन्छ र बाहिरी व्यक्तिको प्रवेश प्रतिबन्ध गर्न उपायहरू लिन्छ, यो जापान नोटरी पब्लिक फेडरेशन वा नोटरी सार्वजनिक कार्यालयको वेबसाइटमा पोस्ट गरिनेछ। कृपया नजिकको नोटरी सार्वजनिक कार्यालयमा नोटरी सार्वजनिकलाई सम्पर्क गर्नुहोस् तपाईंलाई नजिकको नोटरी सार्वजनिक कार्यालयमा मार्गदर्शन गर्न।
क्षेत्रको नोटरी सार्वजनिक कार्यालयमा, आपतकालीन घोषणा जारी भएको थियो, केवल उच्च आवश्यकता र तत्कालिका मामिलाहरू मात्र सम्हालिनेछन्, र तदनुसार, प्रशासनिक प्रशोधन प्रणाली घटाइनेछ, तर नोटरी व्यवसाय यथासंभव जारी रहनेछ।
Nayām̐ kōrōnābhā’irasa saṅkramaṇakō lāgi kā’unṭaramējara

jāpāna nōṭarī saṅgha
http://Www.Koshonin.Gr.Jp/news/nikkoren/%e6%96%b0%e5%9e%8b%e3%82%b3%e3%83%ad%e3%83%8a%e3%82% a6% e3% %2% a4% e3%% 83%%% 3%% 32% b9% e6%% 84% f%% 6% f% f%%%% 7%% 97%%% 87%%%%% 5%%% % ī%% 991%% 99% ī%% %2% b bī% ī%% ēpha%% ī%% bī’ēpha% c sī% ī%% vijñāpana%%%% ī%% %1% aba% ī%% %1% ē%% ī%% %1% .H 84 ēcaṭī’ēma’ēla


nayām̐ kōrōnābhā’irasa saṅkramaṇakō lāgi kā’unṭaramējara
aprila 06, 2020
nayām̐ kōrōnābhā’irasakō phailāvaṭakō kāraṇa cikitsā patanakō baḍhdō jōkhimakō prakāśamā, pratyēka nōṭarī kāryālayalē nōṭarī sēvā, janatākō lāgi sārvajanika sēvā, yathāsambhava lāmō samayasam’ma rākhnakō lāgi nimna upāyaharū linēcha. Hāmī kunai asuvidhākō lāgi māphī cāhanchauṁ, tara dhan’yavāda.

Said’dhāntika rūpamā, nōṭarī sēvāharū sambandhī baiṭhaka ra parāmarśa sēvāharū āmanēsāmanē nabha’ī i-mēla, ṭēliphōna, ityādikō mādhyamabāṭa sañcālana hunēchan. Prakriyāharū n’yūnatama hunēchan.
Yadi tapā’īnlē āmanēsāmanē kurākānī garna āvaśyaka cha, jastai ēka nōṭarā’iḍa ḍīḍakō rūpamā, hāmī ṭāḍhā ṭāḍhā rākhnē prayāsa garchauṁ ra bhām̐ḍō sakēsam’ma rāmrō rākhnēchauṁ.
Nōṭarī sārvajanika kāryālayamā nirbhara gardai, kāmakā sahabhāgīharūlā’ī du’ī samūhamā vibhājana gari’ēkō cha, kārya ghaṇṭā ra kāma dina chuṭṭayā’i’ēkō cha, ra tinīharū an’ya sadasyaharūsam̐ga samparkamā napardachan bhanēra suniścita garna upāyaharū li’inchan. Kr̥payā sarakārī kāryālayamā samparka garnuhōs.
Nōṭarī sārvajanika ityādidvārā hunē saṅkramita ghaṭanāmā asthāyī rūpamā nōṭarī sārvajanika kāryālayakō kāma rōkincha ra bāhirī vyaktikō pravēśa pratibandha garna upāyaharū lincha, yō jāpāna nōṭarī pablika phēḍarēśana vā nōṭarī sārvajanika kāryālayakō vēbasā’iṭamā pōsṭa garinēcha. Kr̥payā najikakō nōṭarī sārvajanika kāryālayamā nōṭarī sārvajanikalā’ī samparka garnuhōs tapā’īnlā’ī najikakō nōṭarī sārvajanika kāryālayamā mārgadarśana garna.
Kṣētrakō nōṭarī sārvajanika kāryālayamā, āpatakālīna ghōṣaṇā jārī bha’ēkō thiyō, kēvala ucca āvaśyakatā ra tatkālikā māmilāharū mātra samhālinēchan, ra tadanusāra, praśāsanika praśōdhana praṇālī ghaṭā’inēcha, tara nōṭarī vyavasāya yathāsambhava jārī rahanēcha.

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新型インフルエンザ等対策特別措置法を読んでみる。

新型インフルエンザ等対策特別措置法

(平成二十四年法律第三十一号)

https://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=424AC0000000031

施行日: 令和二年三月十四日

最終更新: 令和二年三月十三日公布(令和二年法律第四号)改正

附 則 抄

第一章 総則 

第一条(目的)

第二条(定義)

第三条 (国、地方公共団体の責務)

第四条(事業者及び国民の責務)

第五条(基本的人権の尊重)

第二章 政府行動計画 

第三章 発生 

第十四条(報告)

第十五条(政府対策本部の設置)

第二十二条(都道府県対策本部)

第四章 緊急事態措置

第三十二条(緊急事態宣言)

第三十四条(市町村対策本部)

第四十五条(感染を防止するための協力要請等)

第四十九条(土地の使用)

第五十四条(緊急物資の運送)

附 則 抄

(施行期日)

第一条 この法律は、公布の日から起算して一年を超えない範囲内において政令で定める日から施行する。

(新型コロナウイルス感染症に関する特例)

第一条の二 新型コロナウイルス感染症(病原体がベータコロナウイルス属のコロナウイルス(令和二年一月に、中華人民共和国から世界保健機関に対して、人に伝染する能力を有することが新たに報告されたものに限る。)であるものに限る。第三項において同じ。)については、新型インフルエンザ等対策特別措置法の一部を改正する法律(令和二年法律第四号。同項において「改正法」という。)の施行の日から起算して二年を超えない範囲内において政令で定める日までの間は、第二条第一号に規定する新型インフルエンザ等とみなして、この法律及びこの法律に基づく命令(告示を含む。)の規定を適用する。

2 前項の場合におけるこの法律の規定の適用については、第十四条中「とき」とあるのは、「とき(新型コロナウイルス感染症(病原体がベータコロナウイルス属のコロナウイルス(令和二年一月に、中華人民共和国から世界保健機関に対して、人に伝染する能力を有することが新たに報告されたものに限る。)であるものに限る。)にあっては、そのまん延のおそれが高いと認めるとき)」とする。

3 前項に定めるもののほか、第一項の場合において、改正法の施行前に作成された政府行動計画、都道府県行動計画、市町村行動計画及び業務計画(以下この項において「行動計画等」という。)に定められていた新型インフルエンザ等に関する事項は、新型コロナウイルス感染症を含む新型インフルエンザ等に関する事項として行動計画等に定められているものとみなす。

(検討)

第二条 政府は、この法律の施行後適当な時期において、この法律の施行の状況を勘案し、必要があると認めるときは、この法律の規定について検討を加え、その結果に基づいて所要の措置を講ずるものとする。

附 則 (平成二五年三月三〇日法律第八号) 抄

(施行期日)

第一条 この法律は、平成二十五年四月一日から施行する。ただし、附則第六条及び第十九条の規定は、公布の日から施行する。

(政令への委任)

第十九条 この附則に定めるもののほか、この法律の施行に関し必要な経過措置は、政令で定める。

附 則 (平成二五年六月一四日法律第四四号) 抄

(施行期日)

第一条 この法律は、公布の日から施行する。ただし、次の各号に掲げる規定は、当該各号に定める日から施行する。

一 略

二 第一条、第五条、第七条(消防組織法第十五条の改正規定に限る。)、第九条、第十条、第十四条(地方独立行政法人法目次の改正規定(「第六章 移行型地方独立行政法人の設立に伴う措置(第五十九条―第六十七条)」を「第六章 移行型地方独立行政法人の設立に伴う措置(第五十九条―第六十七条)第六章の二 特定地方独立行政法人から一般地方独立行政法人への移行に伴う措置(第六十七条の二―第六十七条の七)」に改める部分に限る。)、同法第八条、第五十五条及び第五十九条第一項の改正規定並びに同法第六章の次に一章を加える改正規定を除く。)、第十五条、第二十二条(民生委員法第四条の改正規定に限る。)、第三十六条、第四十条(森林法第七十条第一項の改正規定に限る。)、第五十条(建設業法第二十五条の二第一項の改正規定に限る。)、第五十一条、第五十二条(建築基準法第七十九条第一項の改正規定に限る。)、第五十三条、第六十一条(都市計画法第七十八条第二項の改正規定に限る。)、第六十二条、第六十五条(国土利用計画法第十五条第二項の改正規定を除く。)及び第七十二条の規定並びに次条、附則第三条第二項、第四条、第六条第二項及び第三項、第十三条、第十四条(地方公務員等共済組合法(昭和三十七年法律第百五十二号)第百四十一条の二の次に二条を加える改正規定中第百四十一条の四に係る部分に限る。)、第十六条並びに第十八条の規定 平成二十六年四月一日

附 則 (平成二五年六月二一日法律第五四号) 抄

(施行期日)

第一条 この法律は、公布の日から施行する。

(政令への委任)

第二十二条 この附則に定めるもののほか、この法律の施行に関し必要な経過措置は、政令で定める。

附 則 (平成二五年一一月二七日法律第八四号) 抄

(施行期日)

第一条 この法律は、公布の日から起算して一年を超えない範囲内において政令で定める日から施行する。ただし、附則第六十四条、第六十六条及び第百二条の規定は、公布の日から施行する。

(処分等の効力)

第百条 この法律の施行前に改正前のそれぞれの法律(これに基づく命令を含む。以下この条において同じ。)の規定によってした処分、手続その他の行為であって、改正後のそれぞれの法律の規定に相当の規定があるものは、この附則に別段の定めがあるものを除き、改正後のそれぞれの法律の相当の規定によってしたものとみなす。

(罰則に関する経過措置)

第百一条 この法律の施行前にした行為及びこの法律の規定によりなお従前の例によることとされる場合におけるこの法律の施行後にした行為に対する罰則の適用については、なお従前の例による。

(政令への委任)

第百二条 この附則に規定するもののほか、この法律の施行に伴い必要な経過措置(罰則に関する経過措置を含む。)は、政令で定める。

附 則 (平成二五年一二月一三日法律第一〇三号) 抄

(施行期日)

第一条 この法律は、公布の日から起算して六月を超えない範囲内において政令で定める日から施行する。ただし、次の各号に掲げる規定は、当該各号に定める日から施行する。

一 略

二 附則第十七条の規定 薬事法等の一部を改正する法律(平成二十五年法律第八十四号)の公布の日又はこの法律の公布の日のいずれか遅い日

附 則 (平成二六年六月一三日法律第六七号) 抄

(施行期日)

第一条 この法律は、独立行政法人通則法の一部を改正する法律(平成二十六年法律第六十六号。以下「通則法改正法」という。)の施行の日から施行する。ただし、次の各号に掲げる規定は、当該各号に定める日から施行する。

一 附則第十四条第二項、第十八条及び第三十条の規定 公布の日

(処分等の効力)

第二十八条 この法律の施行前にこの法律による改正前のそれぞれの法律(これに基づく命令を含む。)の規定によってした又はすべき処分、手続その他の行為であってこの法律による改正後のそれぞれの法律(これに基づく命令を含む。以下この条において「新法令」という。)に相当の規定があるものは、法律(これに基づく政令を含む。)に別段の定めのあるものを除き、新法令の相当の規定によってした又はすべき処分、手続その他の行為とみなす。

(罰則に関する経過措置)

第二十九条 この法律の施行前にした行為及びこの附則の規定によりなおその効力を有することとされる場合におけるこの法律の施行後にした行為に対する罰則の適用については、なお従前の例による。

(その他の経過措置の政令等への委任)

第三十条 附則第三条から前条までに定めるもののほか、この法律の施行に関し必要な経過措置(罰則に関する経過措置を含む。)は、政令(人事院の所掌する事項については、人事院規則)で定める。

附 則 (平成二六年六月一八日法律第七二号) 抄

(施行期日)

第一条 この法律は、公布の日から起算して二年六月を超えない範囲内において政令で定める日から施行する。

附 則 (平成二七年六月二四日法律第四七号) 抄

(施行期日)

第一条 この法律は、平成三十二年四月一日から施行する。ただし、次の各号に掲げる規定は、当該各号に定める日から施行する。

一~四 略

五 第二条の規定(第三号に掲げる改正規定を除く。)及び第五条の規定並びに附則第十二条から第十五条まで、第十七条、第二十条、第二十一条、第二十二条(第六項を除く。)、第二十三条から第二十五条まで、第二十七条(附則第二十四条第一項に係る部分に限る。)、第二十八条(第五項を除く。)、第二十九条から第三十一条まで、第三十三条、第三十四条、第三十六条(附則第二十二条第一項及び第二項、第二十三条第一項、第二十四条第一項、第二十五条、第二十八条第一項及び第二項、第二十九条第一項、第三十条第一項及び第三十一条に係る部分に限る。)、第三十七条、第三十八条、第四十一条(第四項を除く。)、第四十二条、第四十三条、第四十五条(第四号から第六号までに係る部分に限る。)、第四十六条(附則第四十三条及び第四十五条(第四号から第六号までに係る部分に限る。)に係る部分に限る。)、第四十七条、第四十八条及び第七十五条の規定、附則第七十七条中地方税法(昭和二十五年法律第二百二十六号)第三百四十九条の三第三項及び第七百一条の三十四第三項第十七号の改正規定、附則第七十八条第一項から第六項まで及び第七十九条から第八十二条までの規定、附則第八十三条中法人税法(昭和四十年法律第三十四号)第四十五条第一項の改正規定(同項第二号に係る部分に限る。)、附則第八十五条中登録免許税法別表第一第百一号の改正規定及び同表第百四号(八)の改正規定、附則第八十七条の規定、附則第八十八条中電源開発促進税法(昭和四十九年法律第七十九号)第二条第三号イの改正規定(「発電量調整供給」を「電力量調整供給」に改める部分に限る。)並びに附則第九十条から第九十五条まで及び第九十七条の規定 公布の日から起算して二年六月を超えない範囲内において政令で定める日

附 則 (平成三〇年六月二七日法律第六七号) 抄

(施行期日)

第一条 この法律は、公布の日から起算して一年を超えない範囲内において政令で定める日から施行する。

附 則 (令和二年三月一三日法律第四号)

この法律は、公布の日の翌日から施行する。

平成24年(2012年)に、中東呼吸器症候群(MERS)という新型インフルエンザ対策として、新型インフルエンザ等対策特別措置法という法律が制定されました。この法律の枠組みを使って、新型コロナウイルス感染症を追加し、内容を改正したのが、今回のコロナ特措法というものです。コロナ特措法は、令和2年(2020年)3月13日から効力が生じています。

第一章 総則 

第一条(目的)この法律は、国民の大部分が現在その免疫を獲得していないこと等から、新型インフルエンザ等が全国的かつ急速にまん延し、かつ、これにかかった場合の病状の程度が重篤となるおそれがあり、また、国民生活及び国民経済に重大な影響を及ぼすおそれがあることに鑑み、新型インフルエンザ等対策の実施に関する計画、新型インフルエンザ等の発生時における措置、新型インフルエンザ等緊急事態措置その他新型インフルエンザ等に関する事項について特別の措置を定めることにより、感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律(平成十年法律第百十四号。以下「感染症法」という。)その他新型インフルエンザ等の発生の予防及びまん延の防止に関する法律と相まって、新型インフルエンザ等に対する対策の強化を図り、もって新型インフルエンザ等の発生時において国民の生命及び健康を保護し、並びに国民生活及び国民経済に及ぼす影響が最小となるようにすることを目的とする。

目的

・国民の大部分が現在その免疫を獲得していない

状況で、

・新型インフルエンザ等が全国的かつ急速にまん延している

という事実がみとめられ、

・これにかかった場合の病状の程度が重篤となるおそれがあり

その結果、

国民生活及び国民経済に重大な影響を及ぼすおそれがある

だから、

・特別の措置を定める

・新型インフルエンザ等の発生時において国民の生命と健康を保護

・国民生活と国民経済に及ぼす影響が最小となるようにする

第二条(定義)

 この法律において、次の各号に掲げる用語の意義は、それぞれ当該各号に定めるところによる。

一 新型インフルエンザ等 感染症法第六条第七項に規定する新型インフルエンザ等感染症及び同条第九項に規定する新感染症(全国的かつ急速なまん延のおそれのあるものに限る。)をいう。

二 新型インフルエンザ等対策 第十五条第一項の規定により同項に規定する政府対策本部が設置された時から第二十一条第一項の規定により当該政府対策本部が廃止されるまでの間において、国民の生命及び健康を保護し、並びに国民生活及び国民経済に及ぼす影響が最小となるようにするため、国、地方公共団体並びに指定公共機関及び指定地方公共機関がこの法律及び感染症法その他の法律の規定により実施する措置をいう。

三 新型インフルエンザ等緊急事態措置 第三十二条第一項の規定により同項に規定する新型インフルエンザ等緊急事態宣言がされた時から同条第五項の規定により同項に規定する新型インフルエンザ等緊急事態解除宣言がされるまでの間において、国民の生命及び健康を保護し、並びに国民生活及び国民経済に及ぼす影響が最小となるようにするため、国、地方公共団体並びに指定公共機関及び指定地方公共機関がこの法律の規定により実施する措置をいう。

四 指定行政機関 次に掲げる機関で政令で定めるものをいう。

イ 内閣府、宮内庁並びに内閣府設置法(平成十一年法律第八十九号)第四十九条第一項及び第二項に規定する機関並びに国家行政組織法(昭和二十三年法律第百二十号)第三条第二項に規定する機関

ロ 内閣府設置法第三十七条及び第五十四条並びに宮内庁法(昭和二十二年法律第七十号)第十六条第一項並びに国家行政組織法第八条に規定する機関

ハ 内閣府設置法第三十九条及び第五十五条並びに宮内庁法第十六条第二項並びに国家行政組織法第八条の二に規定する機関

ニ 内閣府設置法第四十条及び第五十六条並びに国家行政組織法第八条の三に規定する機関

五 指定地方行政機関 指定行政機関の地方支分部局(内閣府設置法第四十三条及び第五十七条(宮内庁法第十八条第一項において準用する場合を含む。)並びに宮内庁法第十七条第一項並びに国家行政組織法第九条の地方支分部局をいう。)その他の国の地方行政機関で政令で定めるものをいう。

六 指定公共機関 独立行政法人(独立行政法人通則法(平成十一年法律第百三号)第二条第一項に規定する独立行政法人をいう。)、日本銀行、日本赤十字社、日本放送協会その他の公共的機関及び医療、医薬品(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(昭和三十五年法律第百四十五号)第二条第一項に規定する医薬品をいう。以下同じ。)、医療機器(同条第四項に規定する医療機器をいう。以下同じ。)又は再生医療等製品(同条第九項に規定する再生医療等製品をいう。以下同じ。)の製造又は販売、電気又はガスの供給、輸送、通信その他の公益的事業を営む法人で、政令で定めるものをいう。

七 指定地方公共機関 都道府県の区域において医療、医薬品、医療機器又は再生医療等製品の製造又は販売、電気又はガスの供給、輸送、通信その他の公益的事業を営む法人、地方道路公社(地方道路公社法(昭和四十五年法律第八十二号)第一条の地方道路公社をいう。)その他の公共的施設を管理する法人及び地方独立行政法人(地方独立行政法人法(平成十五年法律第百十八号)第二条第一項に規定する地方独立行政法人をいう。)のうち、前号の政令で定めるもの以外のもので、あらかじめ当該法人の意見を聴いて当該都道府県の知事が指定するものをいう。

新型インフルエンザ等

・中東呼吸器症候群(MERS)

・新型コロナウイルス感染症

・以前流行した感染症

・人から人に伝染すると認められる新型感染症

のうち、急速に全国的な感染が生じるおそれがあるもの。

新型インフルエンザ等対策

政府対策本部

https://www.kantei.go.jp/jp/singi/novel_coronavirus/taisaku_honbu.html

https://www.cas.go.jp/jp/influenza/index.html#index_anc_02

の施策の部分です。(例えば、個人向け緊急小口資金等の特例の拡大、公共料金の支払の猶予等)

新型インフルエンザ等緊急事態措置

措置を行う機関

・国

・地方公共団体

・指定公共機関

・指定地方公共機関

期間

・新型インフルエンザ等緊急事態宣言がされた時~解除宣言がされるまで

措置

・対処方針を公表

https://www.cas.go.jp/jp/influenza/novel_coronavirus.html

  • 密閉空間(換気の悪い密閉空間である)、②密集場所(多くの人が密集している)、③密接場面を避けることなど。)

指定行政機関

・国の機関・・・省庁、審議会、委員会など。

指定地方行政機関

・国の機関が地方に定めた機関。

指定公共機関

・医療関係の独立行政法人(医療)、医療、電気事業者、ガス事業者、フェリー事業者、外航海運業事業者、航空事業者、鉄道事業者、内航海運事業者、貨物自動車運送事業者、郵便事業者、電気通信事業者など。

指定地方公共機関

・各都道府県により指定される公共機関

第三条 国は、新型インフルエンザ等から国民の生命及び健康を保護し、並びに新型インフルエンザ等が国民生活及び国民経済に及ぼす影響が最小となるようにするため、新型インフルエンザ等が発生したときは、自ら新型インフルエンザ等対策を的確かつ迅速に実施し、並びに地方公共団体及び指定公共機関が実施する新型インフルエンザ等対策を的確かつ迅速に支援することにより、国全体として万全の態勢を整備する責務を有する。

2 国は、新型インフルエンザ等及びこれに係るワクチンその他の医薬品の調査及び研究を推進するよう努めるものとする。

3 国は、世界保健機関その他の国際機関及びアジア諸国その他の諸外国との国際的な連携を確保するとともに、新型インフルエンザ等に関する調査及び研究に係る国際協力を推進するよう努めるものとする。

4 地方公共団体は、新型インフルエンザ等が発生したときは、第十八条第一項に規定する基本的対処方針に基づき、自らその区域に係る新型インフルエンザ等対策を的確かつ迅速に実施し、及び当該地方公共団体の区域において関係機関が実施する新型インフルエンザ等対策を総合的に推進する責務を有する。

5 指定公共機関及び指定地方公共機関は、新型インフルエンザ等が発生したときは、この法律で定めるところにより、その業務について、新型インフルエンザ等対策を実施する責務を有する。

6 国、地方公共団体並びに指定公共機関及び指定地方公共機関は、新型インフルエンザ等対策を実施するに当たっては、相互に連携協力し、その的確かつ迅速な実施に万全を期さなければならない。

行政機関がやらないといけないこと

・国・・・新型インフルエンザ等対策を実施。地方公共団体、指定公共機関、世界保健機関、諸外国と連携。

・地方公共団体・・・基本的対処方針に基づき、係る新型インフルエンザ等対策を実施

・指定公共機関・・・基本的対処方針に基づき、係る新型インフルエンザ等対策

第四条(事業者及び国民の責務)

 事業者及び国民は、新型インフルエンザ等の予防に努めるとともに、新型インフルエンザ等対策に協力するよう努めなければならない。

2 事業者は、新型インフルエンザ等のまん延により生ずる影響を考慮し、その事業の実施に関し、適切な措置を講ずるよう努めなければならない。

3 第二十八条第一項第一号に規定する登録事業者は、新型インフルエンザ等が発生したときにおいても、医療の提供並びに国民生活及び国民経済の安定に寄与する業務を継続的に実施するよう努めなければならない。

・国民・・・新型インフルエンザ等の予防、新型インフルエンザ等対策に協力

・事業者・・・ 新型インフルエンザ等の予防、新型インフルエンザ等対策に協力、

・事業の実施に関し、適切な措置(リモートワークなど)

・医療を提供する事業者・・・医療の提供並びに国民生活及び国民経済の安定に寄与する業務を継続的に実施

第五条(基本的人権の尊重)

 国民の自由と権利が尊重されるべきことに鑑み、新型インフルエンザ等対策を実施する場合において、国民の自由と権利に制限が加えられるときであっても、その制限は当該新型インフルエンザ等対策を実施するため必要最小限のものでなければならない。

・日本国憲法の範囲内で制限を行う。

第二十二条 何人も、公共の福祉に反しない限り、居住、移転及び職業選択の自由を有する。

2 何人も、外国に移住し、又は国籍を離脱する自由を侵されない。

第二章 新型インフルエンザ等対策の実施に関する計画等

(政府行動計画の作成及び公表等)

第六条 政府は、新型インフルエンザ等の発生に備えて、新型インフルエンザ等対策の実施に関する計画(以下「政府行動計画」という。)を定めるものとする。

2 政府行動計画においては、次に掲げる事項を定めるものとする。

一 新型インフルエンザ等対策の実施に関する基本的な方針

二 国が実施する次に掲げる措置に関する事項

イ 新型インフルエンザ等及び感染症法第六条第七項に規定する新型インフルエンザ等感染症に変異するおそれが高い動物のインフルエンザの外国及び国内における発生の状況、動向及び原因の情報収集

ロ 新型インフルエンザ等に関する情報の地方公共団体、指定公共機関、事業者及び国民への適切な方法による提供

ハ 新型インフルエンザ等が国内において初めて発生した場合における第十六条第八項に規定する政府現地対策本部による新型インフルエンザ等対策の総合的な推進

ニ 検疫、第二十八条第三項に規定する特定接種の実施その他の新型インフルエンザ等のまん延の防止に関する措置

ホ 医療の提供体制の確保のための総合調整

ヘ 生活関連物資の価格の安定のための措置その他の国民生活及び国民経済の安定に関する措置

三 第二十八条第一項第一号の規定による厚生労働大臣の登録の基準に関する事項

四 都道府県及び指定公共機関がそれぞれ次条第一項に規定する都道府県行動計画及び第九条第一項に規定する業務計画を作成する際の基準となるべき事項

五 新型インフルエンザ等対策を実施するための体制に関する事項

六 新型インフルエンザ等対策の実施に当たっての地方公共団体相互の広域的な連携協力その他の関係機関相互の連携協力の確保に関する事項

七 前各号に掲げるもののほか、新型インフルエンザ等対策の実施に関し必要な事項

3 政府行動計画は、新型インフルエンザ等が発生する前の段階、新型インフルエンザ等が外国において発生した段階及び新型インフルエンザ等が国内において発生した段階に区分して定めるものとする。

4 内閣総理大臣は、政府行動計画の案を作成し、閣議の決定を求めなければならない。

5 内閣総理大臣は、前項の規定により政府行動計画の案を作成しようとするときは、あらかじめ、感染症に関する専門的な知識を有する者その他の学識経験者の意見を聴かなければならない。

6 内閣総理大臣は、第四項の閣議の決定があったときは、遅滞なく、政府行動計画を国会に報告するとともに、その旨を公示しなければならない。

7 政府は、政府行動計画を定めるため必要があると認めるときは、地方公共団体の長その他の執行機関(以下「地方公共団体の長等」という。)、指定公共機関その他の関係者に対し、資料又は情報の提供、意見の陳述その他必要な協力を求めることができる。

8 第三項から前項までの規定は、政府行動計画の変更について準用する。

(都道府県行動計画)

第七条 都道府県知事は、政府行動計画に基づき、当該都道府県の区域に係る新型インフルエンザ等対策の実施に関する計画(以下「都道府県行動計画」という。)を作成するものとする。

2 都道府県行動計画においては、おおむね次に掲げる事項を定めるものとする。

一 当該都道府県の区域に係る新型インフルエンザ等対策の総合的な推進に関する事項

二 都道府県が実施する次に掲げる措置に関する事項

イ 新型インフルエンザ等の都道府県内における発生の状況、動向及び原因の情報収集並びに調査

ロ 新型インフルエンザ等に関する情報の市町村、指定地方公共機関、医療機関、事業者及び住民への適切な方法による提供

ハ 感染を防止するための協力の要請その他の新型インフルエンザ等のまん延の防止に関する措置

ニ 医療従事者の確保その他の医療の提供体制の確保に関する措置

ホ 物資の売渡しの要請その他の住民の生活及び地域経済の安定に関する措置

三 市町村及び指定地方公共機関がそれぞれ次条第一項に規定する市町村行動計画及び第九条第一項に規定する業務計画を作成する際の基準となるべき事項

四 新型インフルエンザ等対策を実施するための体制に関する事項

五 新型インフルエンザ等対策の実施に関する他の地方公共団体その他の関係機関との連携に関する事項

六 前各号に掲げるもののほか、当該都道府県の区域に係る新型インフルエンザ等対策に関し都道府県知事が必要と認める事項

3 都道府県知事は、都道府県行動計画を作成する場合において、他の地方公共団体と関係がある事項を定めるときは、当該他の地方公共団体の長の意見を聴かなければならない。

4 都道府県知事は、都道府県行動計画を作成したときは、内閣総理大臣に報告しなければならない。

5 内閣総理大臣は、前項の規定により報告を受けた都道府県行動計画について、必要があると認めるときは、当該都道府県知事に対し、必要な助言又は勧告をすることができる。

6 都道府県知事は、都道府県行動計画を作成したときは、速やかに、これを議会に報告し、並びに当該都道府県の区域内の市町村の長及び関係指定地方公共機関に通知するとともに、公表しなければならない。

7 都道府県知事は、都道府県行動計画を作成するため必要があると認めるときは、指定行政機関の長(当該指定行政機関が合議制の機関である場合にあっては、当該指定行政機関。以下同じ。)、指定地方行政機関の長、地方公共団体の長等、指定公共機関、指定地方公共機関その他の関係者に対し、資料又は情報の提供、意見の陳述その他必要な協力を求めることができる。

8 前条第五項の規定は、都道府県行動計画の作成について準用する。

9 第三項から前項までの規定は、都道府県行動計画の変更について準用する。

(市町村行動計画)

第八条 市町村長は、都道府県行動計画に基づき、当該市町村の区域に係る新型インフルエンザ等対策の実施に関する計画(以下「市町村行動計画」という。)を作成するものとする。

2 市町村行動計画においては、おおむね次に掲げる事項を定めるものとする。

一 当該市町村の区域に係る新型インフルエンザ等対策の総合的な推進に関する事項

二 市町村が実施する次に掲げる措置に関する事項

イ 新型インフルエンザ等に関する情報の事業者及び住民への適切な方法による提供

ロ 住民に対する予防接種の実施その他の新型インフルエンザ等のまん延の防止に関する措置

ハ 生活環境の保全その他の住民の生活及び地域経済の安定に関する措置

三 新型インフルエンザ等対策を実施するための体制に関する事項

四 新型インフルエンザ等対策の実施に関する他の地方公共団体その他の関係機関との連携に関する事項

五 前各号に掲げるもののほか、当該市町村の区域に係る新型インフルエンザ等対策に関し市町村長が必要と認める事項

3 市町村長は、市町村行動計画を作成する場合において、他の地方公共団体と関係がある事項を定めるときは、当該他の地方公共団体の長の意見を聴かなければならない。

4 市町村長は、市町村行動計画を作成したときは、都道府県知事に報告しなければならない。

5 都道府県知事は、前項の規定により報告を受けた市町村行動計画について、必要があると認めるときは、当該市町村長に対し、必要な助言又は勧告をすることができる。

6 市町村長は、市町村行動計画を作成したときは、速やかに、これを議会に報告するとともに、公表しなければならない。

7 第六条第五項及び前条第七項の規定は、市町村行動計画の作成について準用する。

8 第三項から前項までの規定は、市町村行動計画の変更について準用する。

(指定公共機関及び指定地方公共機関の業務計画)

第九条 指定公共機関又は指定地方公共機関は、それぞれ政府行動計画又は都道府県行動計画に基づき、その業務に関し、新型インフルエンザ等対策に関する業務計画(以下「業務計画」という。)を作成するものとする。

2 業務計画においては、次に掲げる事項を定めるものとする。

一 当該指定公共機関又は指定地方公共機関が実施する新型インフルエンザ等対策の内容及び実施方法に関する事項

二 新型インフルエンザ等対策を実施するための体制に関する事項

三 新型インフルエンザ等対策の実施に関する関係機関との連携に関する事項

四 前三号に掲げるもののほか、新型インフルエンザ等対策の実施に関し必要な事項

3 指定公共機関及び指定地方公共機関は、それぞれその業務計画を作成したときは、速やかに、指定公共機関にあっては当該指定公共機関を所管する指定行政機関の長を経由して内閣総理大臣に、指定地方公共機関にあっては当該指定地方公共機関を指定した都道府県知事に報告しなければならない。この場合において、内閣総理大臣又は都道府県知事は、当該指定公共機関又は指定地方公共機関に対し、必要な助言をすることができる。

4 指定公共機関及び指定地方公共機関は、それぞれその業務計画を作成したときは、速やかに、これを関係都道府県知事及び関係市町村長に通知するとともに、その要旨を公表しなければならない。

5 第七条第七項の規定は、業務計画の作成について準用する。

6 前三項の規定は、業務計画の変更について準用する。

(物資及び資材の備蓄等)

第十条 指定行政機関の長及び指定地方行政機関の長、地方公共団体の長等並びに指定公共機関及び指定地方公共機関(第十二条及び第五十一条において「指定行政機関の長等」という。)は、政府行動計画、都道府県行動計画、市町村行動計画又は業務計画で定めるところにより、その所掌事務又は業務に係る新型インフルエンザ等対策の実施に必要な医薬品その他の物資及び資材を備蓄し、整備し、若しくは点検し、又は新型インフルエンザ等対策の実施に必要なその管理に属する施設及び設備を整備し、若しくは点検しなければならない。

(災害対策基本法の規定による備蓄との関係)

第十一条 前条の規定による物資及び資材の備蓄と、災害対策基本法(昭和三十六年法律第二百二十三号)第四十九条の規定による物資及び資材の備蓄とは、相互に兼ねることができる。

(訓練)

第十二条 指定行政機関の長等は、政府行動計画、都道府県行動計画、市町村行動計画又は業務計画で定めるところにより、それぞれ又は他の指定行政機関の長等と共同して、新型インフルエンザ等対策についての訓練を行うよう努めなければならない。この場合においては、災害対策基本法第四十八条第一項の防災訓練との有機的な連携が図られるよう配慮するものとする。

2 都道府県公安委員会は、前項の訓練の効果的な実施を図るため特に必要があると認めるときは、政令で定めるところにより、当該訓練の実施に必要な限度で、区域又は道路の区間を指定して、歩行者又は車両の道路における通行を禁止し、又は制限することができる。

3 指定行政機関の長等は、第一項の訓練を行おうとするときは、住民その他関係のある公私の団体に協力を要請することができる。

(知識の普及等)

第十三条 国及び地方公共団体は、新型インフルエンザ等の予防及びまん延の防止に関する知識を普及するとともに、新型インフルエンザ等対策の重要性について国民の理解と関心を深めるため、国民に対する啓発に努めなければならない。

附則第一条の二3項

新型インフルエンザ(中東呼吸器症候群(MERS))のために定めていた行動計画は、新型コロナインフルエンザにも(必要な個所を修正して)利用することが出来る。

第三章 発生 

第十四条(報告)

 厚生労働大臣は、感染症法第四十四条の二第一項又は第四十四条の六第一項の規定により新型インフルエンザ等が発生したと認めた旨を公表するときは、内閣総理大臣に対し、当該新型インフルエンザ等の発生の状況、当該新型インフルエンザ等にかかった場合の病状の程度その他の必要な情報の報告をしなければならない。

・厚生労働大臣・・・新型インフルエンザ等が発生したと認めた場合、内閣総理大臣に対し必要な情報を報告後に公表。

第十五条(政府対策本部の設置)

第十五条 内閣総理大臣は、前条の報告があったときは、当該報告に係る新型インフルエンザ等にかかった場合の病状の程度が、感染症法第六条第六項第一号に掲げるインフルエンザにかかった場合の病状の程度に比しておおむね同程度以下であると認められる場合を除き、内閣法(昭和二十二年法律第五号)第十二条第四項の規定にかかわらず、閣議にかけて、臨時に内閣に新型インフルエンザ等対策本部(以下「政府対策本部」という。)を設置するものとする。

内閣総理大臣・・・・厚生労働大臣から報告を受けた場合、今までの感染症と比較して、閣議により、内閣に新型インフルエンザ等対策本部を設置する。

https://www.kantei.go.jp/jp/singi/novel_coronavirus/th_siryou/konkyo.pdf

(政府対策本部の組織)

第十六条 政府対策本部の長は、新型インフルエンザ等対策本部長(以下「政府対策本部長」という。)とし、内閣総理大臣(内閣総理大臣に事故があるときは、そのあらかじめ指名する国務大臣)をもって充てる。

2 政府対策本部長は、政府対策本部の事務を総括し、所部の職員を指揮監督する。

3 政府対策本部に、新型インフルエンザ等対策副本部長(以下この条及び第二十条第三項において「政府対策副本部長」という。)、新型インフルエンザ等対策本部員(以下この条において「政府対策本部員」という。)その他の職員を置く。

4 政府対策副本部長は、国務大臣をもって充てる。

5 政府対策副本部長は、政府対策本部長を助け、政府対策本部長に事故があるときは、その職務を代理する。政府対策副本部長が二人以上置かれている場合にあっては、あらかじめ政府対策本部長が定めた順序で、その職務を代理する。

6 政府対策本部員は、政府対策本部長及び政府対策副本部長以外の全ての国務大臣をもって充てる。この場合において、国務大臣が不在のときは、そのあらかじめ指名する副大臣(内閣官房副長官を含む。)がその職務を代行することができる。

7 政府対策副本部長及び政府対策本部員以外の政府対策本部の職員は、内閣官房の職員、指定行政機関の長(国務大臣を除く。)その他の職員又は関係する指定地方行政機関の長その他の職員のうちから、内閣総理大臣が任命する。

8 新型インフルエンザ等が国内において発生した場合には、政府対策本部に、政府対策本部長の定めるところにより政府対策本部の事務の一部を行う組織として、新型インフルエンザ等現地対策本部(以下この条において「政府現地対策本部」という。)を置くことができる。この場合においては、地方自治法(昭和二十二年法律第六十七号)第百五十六条第四項の規定は、適用しない。

9 政府対策本部長は、前項の規定により政府現地対策本部を置いたときは当該政府現地対策本部の名称並びに設置の場所及び期間を、当該政府現地対策本部を廃止したときはその旨を、国会に報告するとともに、これを公示しなければならない。

10 政府現地対策本部に、新型インフルエンザ等現地対策本部長(次項及び第十二項において「政府現地対策本部長」という。)及び新型インフルエンザ等現地対策本部員(同項において「政府現地対策本部員」という。)その他の職員を置く。

11 政府現地対策本部長は、政府対策本部長の命を受け、政府現地対策本部の事務を掌理する。

12 政府現地対策本部長及び政府現地対策本部員その他の職員は、政府対策副本部長、政府対策本部員その他の職員のうちから、政府対策本部長が指名する者をもって充てる。

(政府対策本部の所掌事務)

第十七条 政府対策本部は、次に掲げる事務をつかさどる。

一 指定行政機関、地方公共団体及び指定公共機関が次条第一項に規定する基本的対処方針に基づき実施する新型インフルエンザ等対策の総合的な推進に関すること。

二 第二十条第一項及び第三十三条第一項の規定により政府対策本部長の権限に属する事務

三 前二号に掲げるもののほか、法令の規定によりその権限に属する事務

(基本的対処方針)

第十八条 政府対策本部は、政府行動計画に基づき、新型インフルエンザ等への基本的な対処の方針(以下「基本的対処方針」という。)を定めるものとする。

2 基本的対処方針においては、次に掲げる事項を定めるものとする。

一 新型インフルエンザ等の発生の状況に関する事実

二 当該新型インフルエンザ等への対処に関する全般的な方針

三 新型インフルエンザ等対策の実施に関する重要事項

3 政府対策本部長は、基本的対処方針を定めたときは、直ちに、これを公示してその周知を図らなければならない。

4 政府対策本部長は、基本的対処方針を定めようとするときは、あらかじめ、感染症に関する専門的な知識を有する者その他の学識経験者の意見を聴かなければならない。ただし、緊急を要する場合で、あらかじめ、その意見を聴くいとまがないときは、この限りでない。

5 前二項の規定は、基本的対処方針の変更について準用する。

・政府行動計画

https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ful/keikaku/pdf/h29_koudou.pdf

・政府対策本部は、基本的対処方針を定める。

基本的対処方針

https://www.cas.go.jp/jp/influenza/kihon_h(4.7).pdf

(指定行政機関の長の権限の委任)

第十九条 指定行政機関の長は、政府対策本部が設置されたときは、新型インフルエンザ等対策の実施のため必要な権限の全部又は一部を当該政府対策本部の職員である当該指定行政機関の職員又は当該指定地方行政機関の長若しくはその職員に委任することができる。

2 指定行政機関の長は、前項の規定による委任をしたときは、直ちに、その旨を公示しなければならない。

(政府対策本部長の権限)

第二十条 政府対策本部長は、新型インフルエンザ等対策を的確かつ迅速に実施するため必要があると認めるときは、基本的対処方針に基づき、指定行政機関の長及び指定地方行政機関の長並びに前条の規定により権限を委任された当該指定行政機関の職員及び当該指定地方行政機関の職員、都道府県の知事その他の執行機関(以下「都道府県知事等」という。)並びに指定公共機関に対し、指定行政機関、都道府県及び指定公共機関が実施する新型インフルエンザ等対策に関する総合調整を行うことができる。

2 前項の場合において、当該都道府県知事等及び指定公共機関は、当該都道府県又は指定公共機関が実施する新型インフルエンザ等対策に関して政府対策本部長が行う総合調整に関し、政府対策本部長に対して意見を申し出ることができる。

3 政府対策本部長は、第一項の規定による権限の全部又は一部を政府対策副本部長に委任することができる。

4 政府対策本部長は、前項の規定による委任をしたときは、直ちに、その旨を公示しなければならない。

(政府対策本部の廃止)

第二十一条 政府対策本部は、第十五条第一項に規定する新型インフルエンザ等にかかった場合の病状の程度が、感染症法第六条第六項第一号に掲げるインフルエンザにかかった場合の病状の程度に比しておおむね同程度以下であることが明らかとなったとき、又は感染症法第四十四条の二第三項の規定による公表がされ、若しくは感染症法第五十三条第一項の政令が廃止されたときに、廃止されるものとする。

2 内閣総理大臣は、政府対策本部が廃止されたときは、その旨を国会に報告するとともに、これを公示しなければならない。

(都道府県対策本部)

第二十二条 第十五条第一項の規定により政府対策本部が設置されたときは、都道府県知事は、都道府県行動計画で定めるところにより、直ちに、都道府県対策本部を設置しなければならない。

都道府県・・・対策本部を設置

東京都の場合

https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/saigai/1007261/index.html

(都道府県対策本部の組織)

第二十三条 都道府県対策本部の長は、都道府県対策本部長とし、都道府県知事をもって充てる。

2 都道府県対策本部に本部員を置き、次に掲げる者(道府県知事が設置するものにあっては、第四号に掲げる者を除く。)をもって充てる。

一 副知事

二 都道府県教育委員会の教育長

三 警視総監又は道府県警察本部長

四 特別区の消防長

五 前各号に掲げる者のほか、都道府県知事が当該都道府県の職員のうちから任命する者

3 都道府県対策本部に副本部長を置き、前項の本部員のうちから、都道府県知事が指名する。

4 都道府県対策本部長は、必要があると認めるときは、国の職員その他当該都道府県の職員以外の者を都道府県対策本部の会議に出席させることができる。

・都道府県対策本部の長は都道府県知事

(都道府県対策本部長の権限)

第二十四条 都道府県対策本部長は、当該都道府県の区域に係る新型インフルエンザ等対策を的確かつ迅速に実施するため必要があると認めるときは、当該都道府県及び関係市町村並びに関係指定公共機関及び指定地方公共機関が実施する当該都道府県の区域に係る新型インフルエンザ等対策に関する総合調整を行うことができる。

2 前項の場合において、関係市町村の長その他の執行機関(第三十三条第二項において「関係市町村長等」という。)又は関係指定公共機関若しくは指定地方公共機関は、当該関係市町村又は関係指定公共機関若しくは指定地方公共機関が実施する当該都道府県の区域に係る新型インフルエンザ等対策に関して都道府県対策本部長が行う総合調整に関し、当該都道府県対策本部長に対して意見を申し出ることができる。

3 都道府県対策本部長は、当該都道府県の区域に係る新型インフルエンザ等対策の実施に関し、指定行政機関又は指定公共機関と緊密な連絡を図る必要があると認めるときは、当該連絡を要する事項を所管する指定地方行政機関の長(当該指定地方行政機関がないときは、当該指定行政機関の長)又は当該指定公共機関に対し、その指名する職員を派遣するよう求めることができる。

4 都道府県対策本部長は、特に必要があると認めるときは、政府対策本部長に対し、指定行政機関及び指定公共機関が実施する新型インフルエンザ等対策に関する総合調整を行うよう要請することができる。この場合において、政府対策本部長は、必要があると認めるときは、所要の総合調整を行わなければならない。

5 都道府県対策本部長は、第一項の総合調整を行うため必要があると認めるときは、政府対策本部長に対し、当該都道府県の区域に係る新型インフルエンザ等対策の実施に関し必要な情報の提供を求めることができる。

6 都道府県対策本部長は、第一項の総合調整を行うため必要があると認めるときは、当該総合調整の関係機関に対し、それぞれ当該都道府県の区域に係る新型インフルエンザ等対策の実施の状況について報告又は資料の提出を求めることができる。

7 都道府県対策本部長は、当該都道府県警察及び当該都道府県の教育委員会に対し、当該都道府県の区域に係る新型インフルエンザ等対策を実施するため必要な限度において、必要な措置を講ずるよう求めることができる。

8 都道府県対策本部長は、当該都道府県の区域に係る新型インフルエンザ等対策を的確かつ迅速に実施するため必要があると認めるときは、指定行政機関の長又は指定地方行政機関の長に対し、これらの所掌事務に係る新型インフルエンザ等対策の実施に関し必要な要請をすることができる。

9 都道府県対策本部長は、当該都道府県の区域に係る新型インフルエンザ等対策を的確かつ迅速に実施するため必要があると認めるときは、公私の団体又は個人に対し、その区域に係る新型インフルエンザ等対策の実施に関し必要な協力の要請をすることができる。

・都道府県対策本部長(知事)の権限は強く、憲法に反しない限り医療事業者のほか、個人に対しても協力要請をすることができる。

(都道府県対策本部の廃止)

第二十五条 第二十一条第一項の規定により政府対策本部が廃止されたときは、都道府県知事は、遅滞なく、都道府県対策本部を廃止するものとする。

(条例への委任)

第二十六条 第二十二条から前条まで及び第三十三条第二項に規定するもののほか、都道府県対策本部に関し必要な事項は、都道府県の条例で定める。

(指定公共機関及び指定地方公共機関の応援の要求)

第二十七条 指定公共機関又は指定地方公共機関は、その業務に係る新型インフルエンザ等対策を実施するため特に必要があると認めるときは、指定行政機関の長若しくは指定地方行政機関の長又は地方公共団体の長に対し、労務、施設、設備又は物資の確保について応援を求めることができる。この場合において、応援を求められた指定行政機関の長及び指定地方行政機関の長並びに地方公共団体の長は、正当な理由がない限り、応援を拒んではならない。

(特定接種)

第二十八条 政府対策本部長は、医療の提供並びに国民生活及び国民経済の安定を確保するため緊急の必要があると認めるときは、厚生労働大臣に対し、次に掲げる措置を講ずるよう指示することができる。

一 医療の提供の業務又は国民生活及び国民経済の安定に寄与する業務を行う事業者であって厚生労働大臣の定めるところにより厚生労働大臣の登録を受けているもの(第三項及び第四項において「登録事業者」という。)のこれらの業務に従事する者(厚生労働大臣の定める基準に該当する者に限る。)並びに新型インフルエンザ等対策の実施に携わる国家公務員に対し、臨時に予防接種を行うこと。

二 新型インフルエンザ等対策の実施に携わる地方公務員に対し、臨時に予防接種を行うよう、当該地方公務員の所属する都道府県又は市町村の長に指示すること。

2 前項の規定による指示をする場合には、政府対策本部長は、予防接種の期間を指定するものとする。

3 厚生労働大臣は、第一項の規定による指示に基づき行う予防接種(以下この条及び第三十一条において「特定接種」という。)及び同項第一号の登録の実施に関し必要があると認めるときは、官公署に対し、必要な書類の閲覧若しくは資料の提供を求め、又は登録事業者その他の関係者に対し、必要な事項の報告を求めることができる。

4 厚生労働大臣は、特定接種及び第一項第一号の登録の円滑な実施のため必要があると認めるときは、登録事業者、都道府県知事、市町村長及び各省各庁の長(財政法(昭和二十二年法律第三十四号)第二十条第二項に規定する各省各庁の長をいう。)に対して、労務又は施設の確保その他の必要な協力を求めることができる。この場合において、協力を求められた登録事業者、都道府県知事及び市町村長は、正当な理由がない限り、協力を拒んではならない。

5 厚生労働大臣が行う特定接種は、予防接種法(昭和二十三年法律第六十八号)第六条第一項の規定による予防接種とみなして、同法(第十二条第二項、第二十六条及び第二十七条を除く。)の規定を適用する。この場合において、同法第七条及び第八条中「市町村長又は都道府県知事」とあり、並びに同法第十五条第一項、第十八条及び第十九条第一項中「市町村長」とあるのは「厚生労働大臣」と、同法第十五条第一項中「当該市町村の区域内に居住する間に定期の予防接種等」とあるのは「その行う臨時の予防接種」と、「当該定期の予防接種等」とあるのは「当該予防接種」と、同法第二十五条第一項中「市町村(第六条第一項の規定による予防接種については、都道府県又は市町村)」とあり、及び同条第二項中「市町村」とあるのは「国」とする。

6 都道府県知事が行う特定接種は、予防接種法第六条第一項の規定による予防接種とみなして、同法(第二十六条及び第二十七条を除く。)の規定を適用する。この場合において、同法第十五条第一項、第十八条及び第十九条第一項中「市町村長」とあるのは「都道府県知事」と、同法第十五条第一項中「当該市町村の区域内に居住する間に定期の予防接種等」とあるのは「その行う臨時の予防接種」と、「当該定期の予防接種等」とあるのは「当該予防接種」と、同法第二十五条第一項中「市町村(第六条第一項の規定による予防接種については、都道府県又は市町村)」とあり、及び同条第二項中「市町村」とあるのは「都道府県」とする。

7 市町村長が行う特定接種は、予防接種法第六条第一項の規定による予防接種とみなして、同法(第二十六条及び第二十七条を除く。)の規定を適用する。この場合において、同法第十五条第一項中「当該市町村の区域内に居住する間に定期の予防接種等」とあるのは「その行う臨時の予防接種」と、「当該定期の予防接種等」とあるのは「当該予防接種」と、同法第二十五条第一項中「市町村(第六条第一項の規定による予防接種については、都道府県又は市町村)」とあるのは「市町村」とする。

(停留を行うための施設の使用)

第二十九条 厚生労働大臣は、外国において新型インフルエンザ等が発生した場合には、発生国(新型インフルエンザ等の発生した外国をいう。以下この項において同じ。)における新型インフルエンザ等の発生及びまん延の状況並びに我が国における検疫所の設備の状況、検疫法(昭和二十六年法律第二百一号)第十四条第一項第二号に掲げる措置(第五項及び次条第一項において「停留」という。)をされるべき者の増加その他の事情を勘案し、検疫を適切に行うため必要があると認めるときは、検疫港(同法第三条に規定する検疫港をいう。第四項において同じ。)及び検疫飛行場(同法第三条に規定する検疫飛行場をいう。第四項において同じ。)のうち、発生国を発航し、又は発生国に寄航して来航しようとする船舶又は航空機(当該船舶又は航空機の内部に発生国内の地点から乗り込んだ者がいるものに限る。第四項及び次条第二項において「特定船舶等」という。)に係る検疫を行うべきもの(以下この条において「特定検疫港等」という。)を定めることができる。

2 厚生労働大臣は、特定検疫港等を定めようとするときは、国土交通大臣に協議するものとする。

3 厚生労働大臣は、特定検疫港等を定めたときは、遅滞なく、これを告示するものとする。

4 検疫所長は、特定検疫港等以外の検疫港又は検疫飛行場に、特定船舶等が来航したときは、特定検疫港等に回航すべき旨を指示するものとする。

5 特定検疫港等において検疫を行う検疫所長(第七十一条第一項において「特定検疫所長」という。)は、特定検疫港等において検疫をされるべき者が増加し、停留を行うための施設の不足により停留を行うことが困難であると認められる場合において、検疫を適切に行うため必要があると認めるときであって、病院若しくは診療所若しくは宿泊施設(特定検疫港等の周辺の区域であって、特定検疫港等からの距離その他の事情を勘案して厚生労働大臣が指定する区域内に存するものに限る。以下この項において「特定病院等」という。)の管理者が正当な理由がないのに検疫法第十六条第二項(同法第三十四条において準用する場合を含む。以下この項において同じ。)若しくは第三十四条の四第一項の規定による委託を受けず、若しくは同法第十六条第二項の同意をしないとき、又は当該特定病院等の管理者の所在が不明であるため同項若しくは同法第三十四条の四第一項の規定による委託をできず、若しくは同法第十六条第二項の同意を求めることができないときは、同項又は同法第三十四条の四第一項の規定にかかわらず、同法第十六条第二項若しくは第三十四条の四第一項の規定による委託をせず、又は同法第十六条第二項の同意を得ないで、当該特定病院等を使用することができる。

6 第二項及び第三項の規定は、特定検疫港等の変更について準用する。

(運航の制限の要請等)

第三十条 厚生労働大臣は、前条の規定による措置を講じても停留を行うことが著しく困難であると認められ、新型インフルエンザ等の病原体が船舶又は航空機を介して国内に侵入することを防止できないおそれがあるときは、政府対策本部長に対し、その旨を報告しなければならない。

2 政府対策本部長は、前項の規定による報告を踏まえ、新型インフルエンザ等の国内における発生を防止し、国民の生命及び健康に対する著しく重大な被害の発生並びに国民生活及び国民経済の混乱を回避するため緊急の必要があると認めるときは、国際的な連携を確保しつつ、特定船舶等の運航を行う事業者に対し、当該特定船舶等の来航を制限するよう要請することができる。

3 政府対策本部長は、前項の規定による要請をしたときは、遅滞なく、その旨を公表しなければならない。

厚生労働省水際対策の抜本的強化に関するQ&A

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/covid19_qa_kanrenkigyou_00001.html

(医療等の実施の要請等)

第三十一条 都道府県知事は、新型インフルエンザ等の患者又は新型インフルエンザ等にかかっていると疑うに足りる正当な理由のある者(以下「患者等」という。)に対する医療の提供を行うため必要があると認めるときは、医師、看護師その他の政令で定める医療関係者(以下「医療関係者」という。)に対し、その場所及び期間その他の必要な事項を示して、当該患者等に対する医療を行うよう要請することができる。

2 厚生労働大臣及び都道府県知事は、特定接種を行うため必要があると認めるときは、医療関係者に対し、その場所及び期間その他の必要な事項を示して、当該特定接種の実施に関し必要な協力の要請をすることができる。

3 医療関係者が正当な理由がないのに前二項の規定による要請に応じないときは、厚生労働大臣及び都道府県知事は、患者等に対する医療又は特定接種(以下この条及び第六十二条第二項において「患者等に対する医療等」という。)を行うため特に必要があると認めるときに限り、当該医療関係者に対し、患者等に対する医療等を行うべきことを指示することができる。この場合においては、前二項の事項を書面で示さなければならない。

4 厚生労働大臣及び都道府県知事は、前三項の規定により医療関係者に患者等に対する医療等を行うことを要請し、又は患者等に対する医療等を行うべきことを指示するときは、当該医療関係者の生命及び健康の確保に関し十分に配慮し、危険が及ばないよう必要な措置を講じなければならない。

5 市町村長は、特定接種を行うため必要があると認めるときは、都道府県知事に対し、第二項又は第三項の規定による要請又は指示を行うよう求めることができる。

・医療の提供業務、国民生活・国民経済の安定に寄与する業務を行う事業者の従業員等に対して臨時に行う予防接種。

第四章 緊急事態措置

第三十二条(緊急事態宣言)

 政府対策本部長は、新型インフルエンザ等(国民の生命及び健康に著しく重大な被害を与えるおそれがあるものとして政令で定める要件に該当するものに限る。以下この章において同じ。)が国内で発生し、その全国的かつ急速なまん延により国民生活及び国民経済に甚大な影響を及ぼし、又はそのおそれがあるものとして政令で定める要件に該当する事態(以下「新型インフルエンザ等緊急事態」という。)が発生したと認めるときは、新型インフルエンザ等緊急事態が発生した旨及び次に掲げる事項の公示(第五項及び第三十四条第一項において「新型インフルエンザ等緊急事態宣言」という。)をし、並びにその旨及び当該事項を国会に報告するものとする。

一 新型インフルエンザ等緊急事態措置を実施すべき期間

二 新型インフルエンザ等緊急事態措置(第四十六条の規定による措置を除く。)を実施すべき区域

三 新型インフルエンザ等緊急事態の概要

緊急事態宣言

https://www.cas.go.jp/jp/influenza/kinkyujitai_sengen.pdf

第三十三条 

政府対策本部長は、新型インフルエンザ等緊急事態において、第二十条第一項の総合調整に基づく所要の措置が実施されない場合であって、新型インフルエンザ等対策を的確かつ迅速に実施するため特に必要があると認めるときは、その必要な限度において、指定行政機関の長及び指定地方行政機関の長並びに第十九条の規定により権限を委任された当該指定行政機関の職員及び当該指定地方行政機関の職員、都道府県知事等並びに指定公共機関に対し、必要な指示をすることができる。この場合においては、第二十条第三項及び第四項の規定を準用する。

2 都道府県対策本部長は、新型インフルエンザ等緊急事態において、第二十四条第一項の総合調整に基づく所要の措置が実施されない場合であって、当該都道府県の区域に係る新型インフルエンザ等対策を的確かつ迅速に実施するため特に必要があると認めるときは、その必要な限度において、関係市町村長等並びに指定公共機関及び指定地方公共機関に対し、必要な指示をすることができる。

 (政府対策本部長及び都道府県対策本部長の指示)

第三十四条(市町村対策本部)

 新型インフルエンザ等緊急事態宣言がされたときは、市町村長は、市町村行動計画で定めるところにより、直ちに、市町村対策本部を設置しなければならない。

市町村・・・緊急事態宣言がされた場合、対策本部を設置

 (市町村対策本部の組織)

第三十五条 市町村対策本部の長は、市町村対策本部長とし、市町村長をもって充てる。

2 市町村対策本部に本部員を置き、次に掲げる者をもって充てる。

一 副市町村長

二 市町村教育委員会の教育長

三 当該市町村の区域を管轄する消防長又はその指名する消防吏員(消防本部を置かない市町村にあっては、消防団長)

四 前三号に掲げる者のほか、市町村長が当該市町村の職員のうちから任命する者

3 市町村対策本部に副本部長を置き、前項の本部員のうちから、市町村長が指名する。

4 市町村対策本部長は、必要があると認めるときは、国の職員その他当該市町村の職員以外の者を市町村対策本部の会議に出席させることができる。

(市町村対策本部長の権限)

第三十六条 市町村対策本部長は、当該市町村の区域に係る新型インフルエンザ等緊急事態措置を的確かつ迅速に実施するため必要があると認めるときは、当該市町村が実施する当該市町村の区域に係る新型インフルエンザ等緊急事態措置に関する総合調整を行うことができる。

2 市町村対策本部長は、特に必要があると認めるときは、都道府県対策本部長に対し、都道府県並びに指定公共機関及び指定地方公共機関が実施する新型インフルエンザ等緊急事態措置に関する総合調整を行うよう要請することができる。この場合において、都道府県対策本部長は、必要があると認めるときは、所要の総合調整を行わなければならない。

3 市町村対策本部長は、特に必要があると認めるときは、都道府県対策本部長に対し、指定行政機関及び指定公共機関が実施する新型インフルエンザ等緊急事態措置に関する第二十四条第四項の規定による要請を行うよう求めることができる。

4 市町村対策本部長は、第一項の総合調整を行うため必要があると認めるときは、都道府県対策本部長に対し、当該市町村の区域に係る新型インフルエンザ等緊急事態措置の実施に関し必要な情報の提供を求めることができる。

5 市町村対策本部長は、第一項の総合調整を行うため必要があると認めるときは、当該総合調整の関係機関に対し、当該市町村の区域に係る新型インフルエンザ等緊急事態措置の実施の状況について報告又は資料の提出を求めることができる。

6 市町村対策本部長は、当該市町村の教育委員会に対し、当該市町村の区域に係る新型インフルエンザ等緊急事態措置を実施するため必要な限度において、必要な措置を講ずるよう求めることができる。

7 市町村対策本部長は、当該市町村の区域に係る新型インフルエンザ等緊急事態措置を的確かつ迅速に実施するため必要があると認めるときは、都道府県対策本部長に対し、当該都道府県の区域に係る新型インフルエンザ等緊急事態措置の実施に関し必要な要請をすることができる。

(準用)

第三十七条 第二十五条及び第二十六条の規定は、市町村対策本部について準用する。この場合において、第二十五条中「第二十一条第一項の規定により政府対策本部が廃止された」とあるのは「第三十二条第五項の公示がされた」と、「都道府県知事」とあるのは「市町村長」と、第二十六条中「第二十二条から前条まで及び第三十三条第二項」とあるのは「第三十四条から第三十六条まで及び第三十七条において読み替えて準用する第二十五条」と、「都道府県の」とあるのは「市町村の」と読み替えるものとする。

(特定都道府県知事による代行)

第三十八条 その区域の全部又は一部が第三十二条第一項第二号に掲げる区域内にある市町村(以下「特定市町村」という。)の長(以下「特定市町村長」という。)は、新型インフルエンザ等のまん延により特定市町村がその全部又は大部分の事務を行うことができなくなったと認めるときは、当該特定市町村の属する都道府県(以下「特定都道府県」という。)の知事(以下「特定都道府県知事」という。)に対し、当該特定市町村長が実施すべき当該特定市町村の区域に係る新型インフルエンザ等緊急事態措置の全部又は一部の実施を要請することができる。

2 特定都道府県知事は、当該特定都道府県の区域内の特定市町村長から前項の規定による要請を受けたときは、当該特定市町村長が実施すべき当該特定市町村の区域に係る新型インフルエンザ等緊急事態措置の全部又は一部を当該特定市町村長に代わって実施しなければならない。

3 特定都道府県知事は、前項の規定により特定市町村長の事務の代行を開始し、又は終了したときは、その旨を公示しなければならない。

4 第二項の規定による特定都道府県知事の代行に関し必要な事項は、政令で定める。

(他の地方公共団体の長等に対する応援の要求)

第三十九条 特定都道府県の知事その他の執行機関(以下「特定都道府県知事等」という。)は、当該特定都道府県の区域に係る新型インフルエンザ等緊急事態措置を実施するため必要があると認めるときは、他の都道府県知事等に対し、応援を求めることができる。

2 特定市町村の長その他の執行機関(以下「特定市町村長等」という。)は、当該特定市町村の区域に係る新型インフルエンザ等緊急事態措置を実施するため必要があると認めるときは、他の市町村の長その他の執行機関に対し、応援を求めることができる。

3 前二項の応援に従事する者は、新型インフルエンザ等緊急事態措置の実施については、当該応援を求めた特定都道府県知事等又は特定市町村長等の指揮の下に行動するものとする。この場合において、警察官にあっては、当該応援を求めた特定都道府県の公安委員会の管理の下にその職権を行うものとする。

第四十条 特定市町村長等は、当該特定市町村の区域に係る新型インフルエンザ等緊急事態措置を実施するため必要があると認めるときは、特定都道府県知事等に対し、応援を求めることができる。この場合において、応援を求められた特定都道府県知事等は、正当な理由がない限り、応援を拒んではならない。

(事務の委託の手続の特例)

第四十一条 特定市町村は、当該特定市町村の区域に係る新型インフルエンザ等緊急事態措置を実施するため必要があると認めるときは、地方自治法第二百五十二条の十四及び第二百五十二条の十五の規定にかかわらず、政令で定めるところにより、その事務又は特定市町村長等の権限に属する事務の一部を他の地方公共団体に委託して、当該他の地方公共団体の長等にこれを管理し、及び執行させることができる。

(職員の派遣の要請)

第四十二条 特定都道府県知事等又は特定市町村長等は、新型インフルエンザ等緊急事態措置の実施のため必要があるときは、政令で定めるところにより、指定行政機関の長若しくは指定地方行政機関の長又は特定指定公共機関(指定公共機関である行政執行法人(独立行政法人通則法第二条第四項に規定する行政執行法人をいう。)をいう。以下この項及び次条において同じ。)に対し、当該指定行政機関若しくは指定地方行政機関又は特定指定公共機関の職員の派遣を要請することができる。

2 その区域の全部又は一部が第三十二条第一項第二号に掲げる区域内にある地方公共団体の委員会及び委員は、前項の規定により職員の派遣を要請しようとするときは、あらかじめ、当該地方公共団体の長に協議しなければならない。

3 特定市町村長等が第一項の規定による職員の派遣を要請するときは、特定都道府県知事等を経由してするものとする。ただし、人命の保護のために特に緊急を要する場合については、この限りでない。

(職員の派遣義務)

第四十三条 指定行政機関の長及び指定地方行政機関の長、地方公共団体の長等並びに特定指定公共機関及び特定指定地方公共機関(指定地方公共機関である地方独立行政法人法第二条第二項に規定する特定地方独立行政法人をいう。)は、前条第一項の規定による要請又は地方自治法第二百五十二条の十七第一項若しくは地方独立行政法人法第百二十四条第一項の規定による求めがあったときは、その所掌事務又は業務の遂行に著しい支障のない限り、適任と認める職員を派遣しなければならない。

(職員の身分取扱い)

第四十四条 災害対策基本法第三十二条の規定は、前条の規定により新型インフルエンザ等緊急事態措置の実施のため派遣された職員の身分取扱いについて準用する。この場合において、同法第三十二条第一項中「災害派遣手当」とあるのは、「新型インフルエンザ等緊急事態派遣手当」と読み替えるものとする。

・単独の市町村、都道府県で対応できない場合・・・他の市町村・都道府県に協力を求める。

第四十五条(感染を防止するための協力要請等)

 特定都道府県知事は、新型インフルエンザ等緊急事態において、新型インフルエンザ等のまん延を防止し、国民の生命及び健康を保護し、並びに国民生活及び国民経済の混乱を回避するため必要があると認めるときは、当該特定都道府県の住民に対し、新型インフルエンザ等の潜伏期間及び治癒までの期間並びに発生の状況を考慮して当該特定都道府県知事が定める期間及び区域において、生活の維持に必要な場合を除きみだりに当該者の居宅又はこれに相当する場所から外出しないことその他の新型インフルエンザ等の感染の防止に必要な協力を要請することができる。

2 特定都道府県知事は、新型インフルエンザ等緊急事態において、新型インフルエンザ等のまん延を防止し、国民の生命及び健康を保護し、並びに国民生活及び国民経済の混乱を回避するため必要があると認めるときは、新型インフルエンザ等の潜伏期間及び治癒までの期間を考慮して当該特定都道府県知事が定める期間において、学校、社会福祉施設(通所又は短期間の入所により利用されるものに限る。)、興行場(興行場法(昭和二十三年法律第百三十七号)第一条第一項に規定する興行場をいう。)その他の政令で定める多数の者が利用する施設を管理する者又は当該施設を使用して催物を開催する者(次項において「施設管理者等」という。)に対し、当該施設の使用の制限若しくは停止又は催物の開催の制限若しくは停止その他政令で定める措置を講ずるよう要請することができる。

3 施設管理者等が正当な理由がないのに前項の規定による要請に応じないときは、特定都道府県知事は、新型インフルエンザ等のまん延を防止し、国民の生命及び健康を保護し、並びに国民生活及び国民経済の混乱を回避するため特に必要があると認めるときに限り、当該施設管理者等に対し、当該要請に係る措置を講ずべきことを指示することができる。

4 特定都道府県知事は、第二項の規定による要請又は前項の規定による指示をしたときは、遅滞なく、その旨を公表しなければならない。

都道府県知事の権限

・住民に対する外出禁止等の要請

・施設管理者やイベント開催者に対する開催の制限要請・指示

第四十九条(土地の使用)

 特定都道府県知事は、当該特定都道府県の区域に係る新型インフルエンザ等緊急事態措置の実施に当たり、臨時の医療施設を開設するため、土地、家屋又は物資(以下この条及び第七十二条第一項において「土地等」という。)を使用する必要があると認めるときは、当該土地等の所有者及び占有者の同意を得て、当該土地等を使用することができる。

2 前項の場合において土地等の所有者若しくは占有者が正当な理由がないのに同意をしないとき、又は土地等の所有者若しくは占有者の所在が不明であるため同項の同意を求めることができないときは、特定都道府県知事は、臨時の医療施設を開設するため特に必要があると認めるときに限り、同項の規定にかかわらず、同意を得ないで、当該土地等を使用することができる。

・特定都道府県知事は、医療施設を開設するために、場合によっては所有者の同意を得ずに土地建物を使用できる。

(物資及び資材の供給の要請)

第五十条 特定都道府県知事又は特定市町村長は、新型インフルエンザ等緊急事態において、新型インフルエンザ等緊急事態措置の実施に当たって、その備蓄する物資又は資材が不足し、新型インフルエンザ等緊急事態措置を的確かつ迅速に実施することが困難であると認めるときは、特定都道府県知事にあっては指定行政機関の長又は指定地方行政機関の長に対し、特定市町村長にあっては特定都道府県知事に対し、それぞれ必要な物資又は資材の供給について必要な措置を講ずるよう要請することができる。

(備蓄物資等の供給に関する相互協力)

第五十一条 指定行政機関の長等は、新型インフルエンザ等緊急事態において、その備蓄する物資及び資材の供給に関し、相互に協力するよう努めなければならない。

(電気及びガス並びに水の安定的な供給)

第五十二条 電気事業者(電気事業法(昭和三十九年法律第百七十号)第二条第一項第十七号に規定する電気事業者をいう。)及びガス事業者(ガス事業法(昭和二十九年法律第五十一号)第二条第十二項に規定するガス事業者をいう。)である指定公共機関及び指定地方公共機関は、新型インフルエンザ等緊急事態において、それぞれその業務計画で定めるところにより、電気及びガスを安定的かつ適切に供給するため必要な措置を講じなければならない。

2 水道事業者(水道法(昭和三十二年法律第百七十七号)第三条第五項に規定する水道事業者をいう。)、水道用水供給事業者(同項に規定する水道用水供給事業者をいう。)及び工業用水道事業者(工業用水道事業法(昭和三十三年法律第八十四号)第二条第五項に規定する工業用水道事業者をいう。)である地方公共団体及び指定地方公共機関は、新型インフルエンザ等緊急事態において、それぞれその都道府県行動計画、市町村行動計画又は業務計画で定めるところにより、水を安定的かつ適切に供給するため必要な措置を講じなければならない。

(運送、通信及び郵便等の確保)

第五十三条 運送事業者である指定公共機関及び指定地方公共機関は、新型インフルエンザ等緊急事態において、それぞれその業務計画で定めるところにより、旅客及び貨物の運送を適切に実施するため必要な措置を講じなければならない。

2 電気通信事業者(電気通信事業法(昭和五十九年法律第八十六号)第二条第五号に規定する電気通信事業者をいう。)である指定公共機関及び指定地方公共機関は、新型インフルエンザ等緊急事態において、それぞれその業務計画で定めるところにより、通信を確保し、及び新型インフルエンザ等緊急事態措置の実施に必要な通信を優先的に取り扱うため必要な措置を講じなければならない。

3 郵便事業を営む者及び一般信書便事業者(民間事業者による信書の送達に関する法律(平成十四年法律第九十九号)第二条第六項に規定する一般信書便事業者をいう。)である指定公共機関及び指定地方公共機関は、新型インフルエンザ等緊急事態において、それぞれその業務計画で定めるところにより、郵便及び信書便を確保するため必要な措置を講じなければならない。

・電気事業者、ガス事業者、水道事業者、電気通信事業者、郵便事業者は、生活に支障がないように努めること。

第五十四条(緊急物資の運送)

指定行政機関の長若しくは指定地方行政機関の長又は特定都道府県知事は、新型インフルエンザ等緊急事態措置の実施のため緊急の必要があると認めるときは、指定行政機関の長及び指定地方行政機関の長にあっては運送事業者である指定公共機関に対し、特定都道府県知事にあっては運送事業者である指定公共機関又は指定地方公共機関に対し、運送すべき物資並びに運送すべき場所及び期日を示して、新型インフルエンザ等緊急事態措置の実施に必要な物資及び資材(第三項において「緊急物資」という。)の運送を要請することができる。

2 指定行政機関の長若しくは指定地方行政機関の長又は特定都道府県知事は、新型インフルエンザ等緊急事態措置の実施のため緊急の必要があると認めるときは、指定行政機関の長及び指定地方行政機関の長にあっては医薬品等販売業者である指定公共機関に対し、特定都道府県知事にあっては医薬品等販売業者である指定公共機関又は指定地方公共機関に対し、配送すべき医薬品、医療機器又は再生医療等製品並びに配送すべき場所及び期日を示して、新型インフルエンザ等緊急事態措置の実施に必要な医薬品、医療機器又は再生医療等製品の配送を要請することができる。

3 指定公共機関又は指定地方公共機関が正当な理由がないのに前二項の規定による要請に応じないときは、指定行政機関の長若しくは指定地方行政機関の長又は特定都道府県知事は、新型インフルエンザ等緊急事態措置の実施のため特に必要があると認めるときに限り、当該指定公共機関又は指定地方公共機関に対し、緊急物資の運送又は医薬品、医療機器若しくは再生医療等製品の配送を行うべきことを指示することができる。この場合においては、前二項の事項を書面で示さなければならない。

・行政機関の長は、

必要な場合

物資の運送を要請することができる。

要請に応じないときは、

指示することができる。

 (物資の売渡しの要請等)

第五十五条 特定都道府県知事は、新型インフルエンザ等緊急事態措置を実施するため必要があると認めるときは、新型インフルエンザ等緊急事態措置の実施に必要な物資(医薬品、食品その他の政令で定める物資に限る。)であって生産、集荷、販売、配給、保管又は輸送を業とする者が取り扱うもの(以下「特定物資」という。)について、その所有者に対し、当該特定物資の売渡しを要請することができる。

2 特定物資の所有者が正当な理由がないのに前項の規定による要請に応じないときは、特定都道府県知事は、新型インフルエンザ等緊急事態措置を実施するため特に必要があると認めるときに限り、当該特定物資を収用することができる。

3 特定都道府県知事は、新型インフルエンザ等緊急事態措置を実施するに当たり、特定物資を確保するため緊急の必要があると認めるときは、当該特定物資の生産、集荷、販売、配給、保管又は輸送を業とする者に対し、その取り扱う特定物資の保管を命ずることができる。

4 指定行政機関の長又は指定地方行政機関の長は、特定都道府県知事の行う新型インフルエンザ等緊急事態措置を支援するため緊急の必要があると認めるとき、又は特定都道府県知事から要請があったときは、自ら前三項の規定による措置を行うことができる。

・特定都道府県知事は、

必要があると認める場合

物資の売渡し・保管を要請することができる。

要請に応じないときは、

強制的に買い取ることができる。

(埋葬及び火葬の特例等)

第五十六条 厚生労働大臣は、新型インフルエンザ等緊急事態において、埋葬又は火葬を円滑に行うことが困難となった場合において、公衆衛生上の危害の発生を防止するため緊急の必要があると認めるときは、政令で定めるところにより、厚生労働大臣の定める期間に限り、墓地、埋葬等に関する法律(昭和二十三年法律第四十八号)第五条及び第十四条に規定する手続の特例を定めることができる。

2 特定都道府県知事は、埋葬又は火葬を行おうとする者が埋葬又は火葬を行うことが困難な場合において、公衆衛生上の危害の発生を防止するため緊急の必要があると認めるときは、厚生労働大臣の定めるところにより、埋葬又は火葬を行わなければならない。

3 特定都道府県知事は、埋葬又は火葬を迅速に行うため必要があると認めるときは、政令で定めるところにより、前項の措置の実施に関する事務の一部を特定市町村長が行うこととすることができる。

・厚生労働大臣は、

必要があると認める場合、

特例を定めることができる。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/covid19_qa_kanrenkigyou.html#Q2-2

(新型インフルエンザ等の患者等の権利利益の保全等)

第五十七条 特定非常災害の被害者の権利利益の保全等を図るための特別措置に関する法律(平成八年法律第八十五号)第二条から第五条まで及び第七条の規定は、新型インフルエンザ等緊急事態(新型インフルエンザ等が全国的かつ急速にまん延し、国民生活及び国民経済に甚大な影響を及ぼしている場合に限る。)について準用する。この場合において、同法第二条の見出し中「特定非常災害」とあるのは「特定新型インフルエンザ等緊急事態」と、同条第一項中「非常災害の被害者」とあるのは「新型インフルエンザ等のまん延の影響を受けた者」と、「法人の存立、当該非常災害により相続の承認若しくは放棄をすべきか否かの判断を的確に行うことが困難となった者の保護、」とあるのは「法人の存立若しくは」と、「解決若しくは当該非常災害に係る応急仮設住宅の入居者の居住の安定」とあるのは「解決」と、「特定非常災害として」とあるのは「特定新型インフルエンザ等緊急事態として」と、「特定非常災害が」とあるのは「特定新型インフルエンザ等緊急事態が」と、同項並びに同法第三条第一項、第四条第一項、第五条第一項及び第五項並びに第七条中「特定非常災害発生日」とあるのは「特定新型インフルエンザ等緊急事態発生日」と、同法第二条第二項、第四条第一項及び第二項、第五条第一項並びに第七条中「特定非常災害に」とあるのは「特定新型インフルエンザ等緊急事態に」と、同法第三条第一項及び第三項中「特定非常災害の被害者」とあるのは「特定新型インフルエンザ等緊急事態における新型インフルエンザ等のまん延の影響を受けた者」と読み替えるものとする。

(金銭債務の支払猶予等)

第五十八条 内閣は、新型インフルエンザ等緊急事態において、新型インフルエンザ等の急速かつ広範囲なまん延により経済活動が著しく停滞し、かつ、国の経済の秩序を維持し及び公共の福祉を確保するため緊急の必要がある場合において、国会が閉会中又は衆議院が解散中であり、かつ、臨時会の召集を決定し、又は参議院の緊急集会を求めてその措置を待ついとまがないときは、金銭債務の支払(賃金その他の労働関係に基づく金銭債務の支払及びその支払のためにする銀行その他の金融機関の預金等の支払を除く。)の延期及び権利の保存期間の延長について必要な措置を講ずるため、政令を制定することができる。

2 災害対策基本法第百九条第三項から第七項までの規定は、前項の場合について準用する。

(生活関連物資等の価格の安定等)

第五十九条 指定行政機関の長及び指定地方行政機関の長並びに地方公共団体の長は、新型インフルエンザ等緊急事態において、国民生活との関連性が高い物資若しくは役務又は国民経済上重要な物資若しくは役務の価格の高騰又は供給不足が生じ、又は生ずるおそれがあるときは、政府行動計画、都道府県行動計画又は市町村行動計画で定めるところにより、生活関連物資等の買占め及び売惜しみに対する緊急措置に関する法律(昭和四十八年法律第四十八号)、国民生活安定緊急措置法(昭和四十八年法律第百二十一号)、物価統制令(昭和二十一年勅令第百十八号)その他法令の規定に基づく措置その他適切な措置を講じなければならない。

(新型インフルエンザ等緊急事態に関する融資)

第六十条 政府関係金融機関その他これに準ずる政令で定める金融機関は、新型インフルエンザ等緊急事態において、新型インフルエンザ等緊急事態に関する特別な金融を行い、償還期限又は据置期間の延長、旧債の借換え、必要がある場合における利率の低減その他実情に応じ適切な措置を講ずるよう努めるものとする。

(通貨及び金融の安定)

第六十一条 日本銀行は、新型インフルエンザ等緊急事態において、その業務計画で定めるところにより、銀行券の発行並びに通貨及び金融の調節を行うとともに、銀行その他の金融機関の間で行われる資金決済の円滑の確保を通じ、信用秩序の維持に資するため必要な措置を講じなければならない。

・内閣、指定行政機関の長、金融機関、日本銀行は、事業者・国民が経済的に困らないようにしないといけない。

第五章 財政上の措置等

(損失補償等)

第六十二条 国及び都道府県は、第二十九条第五項、第四十九条又は第五十五条第二項、第三項若しくは第四項(同条第一項に係る部分を除く。)の規定による処分が行われたときは、それぞれ、当該処分により通常生ずべき損失を補償しなければならない。

2 国及び都道府県は、第三十一条第一項若しくは第二項(第四十六条第六項において読み替えて準用する場合を含む。)の規定による要請に応じ、又は第三十一条第三項(第四十六条第六項において読み替えて準用する場合を含む。)の規定による指示に従って患者等に対する医療等を行う医療関係者に対して、政令で定める基準に従い、その実費を弁償しなければならない。

3 前二項の規定の実施に関し必要な手続は、政令で定める。

(損害補償)

第六十三条 都道府県は、第三十一条第一項の規定による要請に応じ、又は同条第三項の規定による指示に従って患者等に対する医療の提供を行う医療関係者が、そのため死亡し、負傷し、若しくは疾病にかかり、又は障害の状態となったときは、政令で定めるところにより、その者又はその者の遺族若しくは被扶養者がこれらの原因によって受ける損害を補償しなければならない。

2 前項の規定の実施に関し必要な手続は、政令で定める。

(医薬品等の譲渡等の特例)

第六十四条 厚生労働大臣は、新型インフルエンザ等のまん延を防止し、国民生活及び国民経済の混乱を回避するため必要があると認めるときは、厚生労働省令で定めるところにより、新型インフルエンザ等対策の実施に必要な医薬品その他の物資を無償又は時価よりも低い対価で譲渡し、貸し付け、又は使用させることができる。

(新型インフルエンザ等緊急事態措置等に要する費用の支弁)

第六十五条 法令に特別の定めがある場合を除き、新型インフルエンザ等緊急事態措置その他この法律の規定に基づいて実施する措置に要する費用は、その実施について責任を有する者が支弁する。

(特定都道府県知事が特定市町村長の措置を代行した場合の費用の支弁)

第六十六条 第三十八条第二項の規定により特定都道府県知事が特定市町村の新型インフルエンザ等緊急事態措置を代行した場合において、当該特定市町村がその全部又は大部分の事務を行うことができなくなる前に当該特定市町村の長が実施した新型インフルエンザ等緊急事態措置のために通常要する費用で、当該特定市町村に支弁させることが困難であると認められるものについては、当該特定市町村の属する特定都道府県が支弁する。

(他の地方公共団体の長等の応援に要する費用の支弁)

第六十七条 第三十九条第一項若しくは第二項又は第四十条の規定により他の地方公共団体の長等の応援を受けた特定都道府県知事等の属する特定都道府県又は当該応援を受けた特定市町村長等の属する特定市町村は、当該応援に要した費用を支弁しなければならない。

2 前項の場合において、当該応援を受けた特定都道府県知事等の属する特定都道府県又は当該応援を受けた特定市町村長等の属する特定市町村が当該費用を支弁するいとまがないときは、当該特定都道府県又は当該特定市町村は、当該応援をする他の地方公共団体の長等が属する地方公共団体に対し、当該費用を一時的に立て替えて支弁するよう求めることができる。

(特定市町村長が特定都道府県知事の措置の実施に関する事務の一部を行う場合の費用の支弁)

第六十八条 特定都道府県は、特定都道府県知事が第四十八条第二項又は第五十六条第三項の規定によりその権限に属する措置の実施に関する事務の一部を特定市町村長が行うこととしたときは、当該特定市町村長による当該措置の実施に要する費用を支弁しなければならない。

2 特定都道府県知事は、第四十八条第二項若しくは第五十六条第三項の規定によりその権限に属する措置の実施に関する事務の一部を特定市町村長が行うこととしたとき、又は特定都道府県が当該措置の実施に要する費用を支弁するいとまがないときは、特定市町村に当該措置の実施に要する費用を一時的に立て替えて支弁させることができる。

(国等の負担)

第六十九条 国は、第六十五条の規定により都道府県が支弁する第四十八条第一項、第五十六条第二項、第六十二条第一項及び第二項並びに第六十三条第一項に規定する措置に要する費用に対して、政令で定めるところにより、次の各号に掲げる場合に応じ、それぞれ当該各号に定める額を負担する。

一 当該費用の総額が、第十五条第一項の規定により政府対策本部が設置された年の四月一日の属する会計年度(次号において「当該年度」という。)における当該都道府県の標準税収入(公共土木施設災害復旧事業費国庫負担法(昭和二十六年法律第九十七号)第二条第四項に規定する標準税収入をいう。次号において同じ。)の百分の二に相当する額以下の場合 当該費用の総額の百分の五十に相当する額

二 当該費用の総額が当該年度における当該都道府県の標準税収入の百分の二に相当する額を超える場合 イからハまでに掲げる額の合計額

イ 当該費用の総額のうち当該年度における当該都道府県の標準税収入の百分の二の部分の額の百分の五十に相当する額

ロ 当該費用の総額のうち当該年度における当該都道府県の標準税収入の百分の二を超え、百分の四以下の部分の額の百分の八十に相当する額

ハ 当該費用の総額のうち当該年度における当該都道府県の標準税収入の百分の四を超える部分の額の百分の九十に相当する額

2 前項の規定は、第四十六条第三項の規定により読み替えて適用する予防接種法第二十五条の規定により市町村が支弁する同項の規定により読み替えて適用する同法第六条第一項の規定による予防接種を行うために要する費用及び当該予防接種に係る同法第十五条第一項の規定による給付に要する費用について準用する。この場合において、前項中「当該都道府県」とあるのは「当該市町村」と、「百分の二」とあるのは「百分の一」と、同項第二号中「百分の四」とあるのは「百分の二」と読み替えるものとする。

3 都道府県は、第四十六条第三項の規定により読み替えて適用する予防接種法第二十五条の規定により市町村が支弁する費用の額から前項において読み替えて準用する第一項の規定により国が負担する額を控除した額に二分の一を乗じて得た額を負担する。

(新型インフルエンザ等緊急事態に対処するための国の財政上の措置)

第七十条 国は、前条に定めるもののほか、予防接種の実施その他新型インフルエンザ等緊急事態に対処するために地方公共団体が支弁する費用に対し、必要な財政上の措置を講ずるものとする。

第六章 雑則

(公用令書の交付)

第七十一条 第二十九条第五項、第四十九条第二項並びに第五十五条第二項、第三項及び第四項(同条第一項に係る部分を除く。)の規定による処分については、特定検疫所長、特定都道府県知事並びに指定行政機関の長及び指定地方行政機関の長は、政令で定めるところにより、それぞれ公用令書を交付して行わなければならない。ただし、土地の使用に際して公用令書を交付すべき相手方の所在が不明である場合その他の政令で定める場合にあっては、政令で定めるところにより事後に交付すれば足りる。

2 災害対策基本法第八十一条第二項及び第三項の規定は、前項の場合について準用する。

(立入検査等)

第七十二条 特定都道府県知事又は指定行政機関の長若しくは指定地方行政機関の長は、第四十九条の規定により土地等を使用し、又は第五十五条第二項若しくは第四項の規定により特定物資を収用し、若しくは同条第三項若しくは第四項の規定により特定物資の保管を命ずるため必要があるときは、その職員に当該土地若しくは家屋又は当該物資若しくは当該特定物資の所在する場所若しくは当該特定物資を保管させる場所に立ち入り、当該土地、家屋、物資又は特定物資の状況を検査させることができる。

2 特定都道府県知事又は指定行政機関の長若しくは指定地方行政機関の長は、第五十五条第三項又は第四項の規定により特定物資を保管させたときは、当該保管を命じた者に対し必要な報告を求め、又はその職員に当該特定物資を保管させてある場所に立ち入り、当該特定物資の保管の状況を検査させることができる。

3 前二項の規定により特定都道府県又は指定行政機関若しくは指定地方行政機関の職員が立ち入る場合においては、当該職員は、あらかじめ、その旨をその場所の管理者に通知しなければならない。

4 前項の場合において、その職員は、その身分を示す証明書を携帯し、関係人にこれを提示しなければならない。

5 第一項及び第二項の規定による立入検査の権限は、犯罪捜査のために認められたものと解してはならない。

(特別区についてのこの法律の適用)

第七十三条 この法律(第四十八条第七項を除く。)の適用については、特別区は、市とみなす。

(事務の区分)

第七十四条 この法律の規定により地方公共団体が処理することとされている事務(都道府県警察が処理することとされているものを除く。)は、地方自治法第二条第九項第一号に規定する第一号法定受託事務とする。

(政令への委任)

第七十五条 この法律に定めるもののほか、この法律の実施のための手続その他この法律の施行に関し必要な事項は、政令で定める。

第七章 罰則

第七十六条 第五十五条第三項の規定による特定都道府県知事の命令又は同条第四項の規定による指定行政機関の長若しくは指定地方行政機関の長の命令に従わず、特定物資を隠匿し、損壊し、廃棄し、又は搬出した者は、六月以下の懲役又は三十万円以下の罰金に処する。

第七十七条 第七十二条第一項若しくは第二項の規定による立入検査を拒み、妨げ、若しくは忌避し、又は同項の規定による報告をせず、若しくは虚偽の報告をした者は、三十万円以下の罰金に処する。

第七十八条 法人の代表者又は法人若しくは人の代理人、使用人その他の従業者が、その法人又は人の業務に関し、前二条の違反行為をしたときは、行為者を罰するほか、その法人又は人に対しても、各本条の罰金刑を科する。

・物資の保管命令に反した場合、

6か月以下の懲役か、30万円以下の罰金

・土地建物、物資の保管場所への立入検査に反した場合、

6か月以下の懲役か、30万円以下の罰金

法令 判例 通達 個別先例

法令は、法律と命令で法律は国会、命令は行政が決める。

判例は、裁判所が決める。現在も有効なものを指すのが一般的。

通達は、法令の行政解釈の基本を示すもの「今後このような取り扱いをします。変更になった点はここで、注意する点はここです。」

個別先例は、法令・通達に当てはめるのが難しい個別の事件に対して、処理するための基準を示したもの。

GI(地理的表示保護制度)

 

期間:約6か月
申請費用:9万円

メリット
1、知的財産として保護され、模倣品が排除されブランド価値の保護が図られる。
2、商品の特性が明確になり、生産方法の共通化が図られる。
3、生産者団体が自ら産品の価値を再認識し、品質管理の重要性の認識、士気の向上といった効果もあらわれている。


1、申請書を農林水産省へ提出

2、申請書の受付後、農林水産省による形式審査

3、形式審査で不備がない→
(1)農林水産省のwebサイト上に申請の内容が公示
(2)申請書、明細書生産行程管理業務規程が農林水産省内で縦覧(公示から2か月間)
必要に応じて農林水産省の担当者が現地調査を実施し、事実確認を行う場合があり(実施期間は、3~5までの間のいずれか)。


4、2(1)の公示から3ヶ月間、第3者からの意見書の提出を受付け

5、4の第3者からの意見書提出期間終了後、学識経験者への意見聴取

6、審査基準を満たしたものが登録簿に記載、内容が農林水産省webサイトに公示
(1)「地理的表示」
(2)「その地理的表示が付される産品の基準」
(3)「生産者団体」


7、地理的表示の登録に必要な登録免許税(9万円)を納付後、登録証の交付
出典:農林水産省HP 2017年7月4日閲覧 沖縄県は0です。


地域には長年培われた特別の生産方法や気候・風土・土壌などの生産地の特性により、高い品質と評価を獲得するに至った産品が多く存在しています。これら産品の名称(地理的表示)を知的財産として保護する制度が「地理的表示保護制度」です。
農林水産省は、地理的表示保護制度の導入を通じて、それらの生産業者の利益の保護を図ると同時に、農林水産業や関連産業の発展、需要者の利益を図るよう取組を進めてまいります。

第1章 申請手続について
第1 はじめに
本章は、特定農林水産物等の名称の保護に関する法律(平成 26 年法律第 84 号。以下「法」
といいます。)に基づき登録の申請(法第 15 条第1項の規定に基づく生産者団体の追加の申請
を含む。)をしようと考えている方を主な対象とし、申請から登録までの手続において、注意すべき点をわかりやすく説明したものです。
地理的表示保護制度の申請から登録までの手続は、概ね、以下のとおりとなっています。
第2では、申請から公示までの手続に関して、申請をする前に準備しておくべきこと、申請の具体的な方法、申請をした後の形式的補正等について
第3では、公示がされた後の手続について
第4では、登録(又は登録の拒否)がされた後の手続について
第5では、登録を受けた特定農林水産物等について、生産者団体を追加する手続について
それぞれ説明しています。
登録の申請を考えている方は、本章を参考にしていただければと思います。なお、登録後の
手続については、第2章をご活用いただければと思います。
第2 申請
1 申請に必要な書類等の準備
(1)申請には、申請書、明細書、生産行程管理業務規程が必要となります(その他に必要な書
– 2 –
類については、次に説明する(2)も参照してください。 )。
これらの書類は、申請書については別紙1「申請書作成マニュアル」、明細書については別
紙2「明細書作成マニュアル」、生産行程管理業務規程については別紙3「生産行程管理業務
規程作成マニュアル」に従ってそれぞれ作成してください。なお、共同申請の場合には、申
請書は1通で足りますが、明細書と生産行程管理業務規程は、生産者団体ごとに作成する必
要があります。
(2)申請には、以下の書類が必要となります。括弧内に「全員」と記載がある場合には、申請
者は、必ずその書類を添付しなければなりません。それ以外の場合は、記載された申請者の
みがその書類を添付すれば足ります。
ア 委任状(代理人により申請をする申請者のみ)
イ 法第2条第5項に規定する生産者団体であることを証明する書類(全員)
以下の各場合に応じて、添付する書類が異なりますので、注意してください。
(ア)申請者が、法令において加入の自由の定めがある法人の場合には、登記事項証明書
(注)「法令において加入の自由の定めがある」とは、例えば、農業協同組合法(昭和 22 年法律第
132 号)第 20 条の規定があるような場合をいいます。
(イ)申請者が、定款等の基本約款において加入の自由の定めがある法人の場合には、登記
事項証明書と定款等の基本約款
(ウ)申請者が、法人でない場合には、定款等の基本約款
ウ 誓約書(外国団体である申請者のみ)
エ 法第 13 条第1項第1号に規定する欠格条項に関する申告書(全員)
申告書は、特定農林水産物等審査要領別記様式5に従って作成してください。
(注)特定農林水産物等審査要領は、農林水産省のウェブサイトから入手することができます。
農林水産省 地理的表示保護制度のウェブサイト
URL http://www.maff.go.jp/j/shokusan/gi_act/index.html
オ 法第 13 条第1項第2号ハに規定する経理的基礎を有することを証明する書類(全員)
最近の事業年度における財産目録・貸借対照表・収支計算書を提出してください。
なお、これらの書類を添付することが難しい場合には、預貯金通帳の写し等を提出する
こともできます。
カ 法第 13 条第1項第2号ニに規定する必要な体制が整備されていることを証明する書類
(全員)
申請者の組織に関する規程、業務分担表等を提出してください。
キ 申請農林水産物等が特定農林水産物等に該当することを証明する書類(全員)
申請書の「4 農林水産物等の生産地」、「5 農林水産物等の特性」、「6 農林水産物
等の生産の方法」、「7 農林水産物等の特性がその生産地に主として帰せられるものであ
ることの理由」及び「8 農林水産物等がその生産地において生産されてきた実績」欄に
記載した内容を裏付ける書類(録音したものや録画したものを含みます。)を提出すること
ができます。
– 3 –
例えば、申請書に科学的データを記載した場合には、それを裏付ける論文や検査機関の
検査結果等がこれに該当します。また、生産地の範囲や伝統性の記載を裏付ける新聞や雑
誌の記事、論文等もこれに該当します。
ク 申請農林水産物等の写真(全員)
申請農林水産物等の写真を1葉添付してください。
ケ 商標権者等の承諾を証明する書類(法第 13 条第1項第4号ロに該当する申請者のみ)
本ガイドラインの様式本-1に従って作成してください。この承諾は、法に基づく登録
がされることについての承諾である必要があり、申請者が商標権者等から通常使用権等の
利用権の設定を受けているだけでは足りないことに注意してください。
コ 翻訳文(外国語により書類を作成した申請者のみ)
(3)申請する際には、別添の「地理的表示登録申請 提出書類等 チェックリスト」も利用し
つつ、上記の提出書類に漏れがないかどうかよく確認してください。
2 申請の方法
(1)1つの農林水産物等の区分に対して、1件の登録が行われますので、1つの農林水産物等
の区分ごとに1件の申請を行う必要があります。したがいまして、2つ以上の農林水産物等
の区分について、1件にまとめて申請することはできません。
(2)申請は、正本1通(副本の提出は不要です。)を、郵送又は持参により、提出窓口(農林水
産省食料産業局知的財産課)まで提出してください。持参により提出する場合には受付時間
にご注意ください。
なお、いずれの場合も、窓口に到着した日が申請日となりますので、郵送により提出した
場合であっても農林水産省に到着した日が申請日となるわけではありません。
【申請の受付窓口】
農林水産省食料産業局知的財産課
〒100-8950 東京都千代田区霞が関1丁目2番1号
電話 03-3502-8111(代表) 内線 4284
受付時間:10 時から 12 時まで、13 時から 17 時まで
3 申請の受付・形式補正
申請が受け付けられますと、申請者には、申請を受け付けた旨の通知(特定農林水産物等審
査要領別記様式1)がなされます。
受付後、申請の方式等について形式的な審査が行われます(具体的な内容については、特定
農林水産物等審査要領をご参照ください。)。
審査の結果、申請の内容に形式的な不備がある場合には、農林水産省食料産業局知的財産課
の審査担当者(以下単に「審査官」という。)が申請者に対し補正を求めることがあります(特
定農林水産物等審査要領別記様式2)。補正を求められた場合には、その内容を精査の上、適切
な対応をしてください(適切な対応がとられない場合には、申請が却下される場合等がありま
すので注意してください。 )。
なお、補正が必要な場合には、特定農林水産物等審査要領別記様式3に従って補正を行って
– 4 –
ください。
第3 公示から登録まで
1 公示
形式的な不備のない申請(不備を補正した申請を含みます。)については、その内容が、農林
水産省のウェブサイト上に、公示されます。
農林水産省 地理的表示保護制度のウェブサイト
URL http://www.maff.go.jp/j/shokusan/gi_act/notice/index.html
2 意見書提出手続
公示後3か月間は、意見書提出期間となります。意見書が提出された場合には、意見書の写
しを申請者に送付致しますので(特定農林水産物等審査要領別記様式 10)、意見書の内容を踏ま
え、あらためて地域内で話合いを行う、申請書等の内容を補正する、追加して書類を提出する
等の対応をご検討ください(もちろん、意見書の内容によっては、「何もしない」という対応を
とることも考えられます。)。

3 現地調査
審査官は、必要に応じて、申請農林水産物等について現地調査を行う場合があります。現地
調査を行うに当たっては、事前に、通知(特定農林水産物等審査要領別記様式 12)を申請者に
送付致します。
4 実質的な補正
(1)申請者は、申請書、明細書、生産行程管理業務規程の内容を変更したいと考えた場合には、
補正をすることができます。
(2)審査官は、申請者に対し、審査や意見書提出手続・学識経験者からの意見聴取手続の結果
を踏まえ、申請書、明細書、生産行程管理業務規程の内容の補正を求める場合があります(特
定農林水産物等審査要領別記様式 13)。
この場合には、特定農林水産物等審査要領別記様式 14 に従って補正を行ってください。
第4 登録
1 登録の場合
審査の結果、登録が適当であると判断される場合には、申請者には、登録をする旨の通知(特
定農林水産物等審査要領別記様式 15)がなされます。
ただし、登録免許税を納付するまでは、登録が完了しませんので、この通知を受け取りまし
たら、必ず、登録免許税を納付し、特定農林水産物等審査要領別記様式 16 に従って、領収証書
の原本を農林水産省食料産業局知的財産課(申請の受付窓口と同じ)まで提出してください。
– 5 –
領収証書の原本が提出されますと、登録者には、特定農林水産物等登録証が交付されます。
2 登録の拒否の場合
審査の結果、登録が不適当であると判断される場合には、申請者には、登録を拒否する旨の
通知(特定農林水産物等審査要領別記様式6)がなされます。
なお、この登録の拒否の判断は、行政処分ですので、不服がある場合には、行政不服審査法
(平成 26 年法律第 68 号)又は行政事件訴訟法(昭和 37 年法律第 139 号)に基づき不服を申し
立てることができます。
第5 生産者団体の追加の申請
1 生産者団体の追加の申請に必要な書類等の準備
(1)法第 15 条第1項の規定に基づく生産者団体の追加の申請には、変更申請書、明細書、生産
行程管理業務規程が必要となります。
これらの書類は、変更の申請書については別紙4「法第 15 条第1項の変更申請書作成マニ
ュアル」、明細書について別紙2「明細書作成マニュアル」、生産行程管理業務規程について
別紙3「生産行程管理業務規程作成マニュアル」に従ってそれぞれ作成してください。
(2)法第 15 条第1項の規定に基づく生産者団体の追加の申請には、以下の書類が必要となりま
す。括弧内に「全員」と記載がある場合には、申請者は、必ずその書類を添付しなければな
りません。それ以外の場合は、記載された申請者のみがその書類を添付すれば足ります。
ア 委任状(代理人により申請をする申請者のみ)
イ 法第2条第5項に規定する生産者団体であることを証明する書類(全員)
以下の各場合に応じて、添付する書類が異なりますので、注意してください。
(ア)申請者が、法令において加入の自由の定めがある法人の場合には、登記事項証明書
(注)「法令において加入の自由の定めがある」とは、例えば、農業協同組合法(昭和 22 年法律第
132 号)第 20 条の規定があるような場合をいいます。
(イ)申請者が、定款等の基本約款において加入の自由の定めがある法人の場合には、登記
事項証明書と定款等の基本約款
(ウ)申請者が、法人でない場合には、定款等の基本約款
ウ 誓約書(外国団体である申請者のみ)
エ 法第 13 条第1項第1号に規定する欠格条項に関する申告書(全員)
申告書は、特定農林水産物等審査要領別記様式5に従って作成してください。
(注)特定農林水産物等審査要領は、農林水産省のウェブサイトから入手することができます。
農林水産省 地理的表示保護制度のウェブサイト
URL http://www.maff.go.jp/j/shokusan/gi_act/index.html
オ 法第 13 条第1項第2号ハに規定する経理的基礎を有することを証明する書類(全員)
最近の事業年度における財産目録・貸借対照表・収支計算書を提出してください。
なお、これらの書類を添付することが難しい場合には、預貯金通帳の写し等を提出する
– 6 –
こともできます。
カ 法第 13 条第1項第2号ニに規定する必要な体制が整備されていることを証明する書類
(全員)
申請者の組織に関する規程、業務分担表等を提出することができます。
キ 翻訳文(外国語により添付書類を作成した申請者のみ)
2 生産者団体の追加の申請の方法
法第 15 条第1項の規定に基づく生産者団体の追加の申請は、正本1通(副本の提出は不要
です。)を、郵送又は持参により、提出窓口(農林水産省食料産業局知的財産課)まで提出し
てください。持参により提出する場合には受付時間にご注意ください。
なお、いずれの場合も、窓口に到着した日が申請日となりますので、郵送により提出した場
合であっても農林水産省に到着した日が申請日となるわけではありません。
【申請の受付窓口】
農林水産省食料産業局知的財産課
〒100-8950 東京都千代田区霞が関1丁目2番1号
電話 03-3502-8111(代表) 内線 4284
受付時間:10 時から 12 時まで、13 時から 17 時まで
3 変更申請後の手続
第2・3、第3、第4に準じた手続が行われます。

– 7 –
第2章 登録後の手続について
第1 はじめに
本章は、法に基づき登録を受けた方(登録生産者団体)を主な対象とし、登録後の手続にお
いて、注意すべき点をわかりやすく説明したものです。
登録を受けると、登録生産者団体は、自らが策定した生産行程管理業務規程に従って、生産
行程管理業務を行うことになります。また、登録後に、明細書や生産行程管理業務規程の内容
を変更したり、生産行程管理業務を休止・廃止したりする場合もあるかと思います。
第2では、生産行程管理業務を行う際の注意点について
第3では、登録後に、明細書の内容を変更する場合の手続について
第4では、登録後に、登録生産者団体の名称等を変更する場合の手続について
第5では、登録後に、生産行程管理業務規程の内容を変更する場合の手続について
第6では、登録後に、生産行程管理業務を休止する場合の手続について
第7では、登録後に、生産行程管理業務を廃止するなどして登録が失効する場合の手続につ
いて
第8では、登録後に、商標権者等が承諾を撤回する場合の手続について
第9では、特定農林水産物等登録簿の謄写等について
それぞれ説明しています。
登録を受けた方は、本章を参考にして、地理的表示保護制度を活用していただければと思い
ます。
第2 生産行程管理業務
1 生産行程管理業務の実施
登録生産者団体は、登録を受けた後、自らが策定した生産行程管理業務規程に従って、生産
行程管理業務を行ってください。
生産行程管理業務規程に従った生産行程管理業務が行われない場合には、措置命令(行政命
令)の対象となる、登録が取り消されるといった不利益処分を受ける場合がありますので、ご
注意ください。
2 実績報告書の作成・提出
(1)登録生産者団体は、生産行程管理業務を行った後に、生産行程管理業務実績報告書を作成
してください。なお、生産行程管理業務実績報告書は、少なくとも年1回作成していただく
ことになります(生産行程管理業務規程において、年1回よりも多い回数作成することとし
た場合には、作成は年1回よりも多くなります。)。
生産行程管理業務実績報告書の作成に当たっては、特定農林水産物等審査要領別添5「生
産行程管理業務審査基準」の別紙様式に従ってください。
(注)特定農林水産物等審査要領は、農林水産省のウェブサイトから入手することができます。
農林水産省 地理的表示保護制度のウェブサイト
URL http://www.maff.go.jp/j/shokusan/gi_act/index.html
– 8 –
(2)生産行程管理業務実績報告書の作成が終わりましたら、以下の書類(各書類を2部ずつ)
を、生産行程管理業務規程に定めた提出時期までに(必着)、登録生産者団体の所在地を管轄
している地方農政局等に、郵送又は持参により提出してください。
① 生産行程管理業務実績報告書
② 生産行程管理業務の対応実績が分かる資料
(例:登録生産者団体が作成した検査記録等)
③ その時点における最新の明細書
④ その時点における最新の生産行程管理業務規程
【生産行程管理業務実績報告書等の提出先】
登録生産者団体の所在地 地方農政局等
北海道 (担当部署)
北海道農政事務所生産経営産業部 事業支援課
(住所)
〒064-8518
札幌市中央区南 22 条西6丁目2-22 エムズ南
22 条ビル
(電話番号)
011-330-8810
青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福
島県
(担当部署)
東北農政局経営・事業支援部 地域食品課
(住所)
〒980-0014
仙台市青葉区本町3-3-1
(電話番号)
022-263-1111(内線 4374)
茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東
京都、神奈川県、山梨県、長野県、静岡県
(担当部署)
関東農政局経営・事業支援部 地域食品課
(住所)
〒330-9722
さいたま市中央区新都心2-1(さいたま新都
心合同庁舎2号館)
(電話番号)
048-740-0152
新潟県、富山県、石川県、福井県 (担当部署)
北陸農政局経営・事業支援部 地域食品課
(住所)
〒920-8566
金沢市広坂2-2-60(金沢広坂合同庁舎)
– 9 –
(電話番号)
076-232-4890
岐阜県、愛知県、三重県 (担当部署)
東海農政局経営・事業支援部 地域食品課
(住所)
〒460-8516
名古屋市中区三の丸1-2-2
(電話番号)
052-223-4602
滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和
歌山県
(担当部署)
近畿農政局経営・事業支援部 地域食品課
(住所)
〒602-8054
京都市上京区西洞院通下長者町下ル丁子風呂町
(京都農林水産総合庁舎)
(電話番号)
075-414-9025
鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳
島県、香川県、愛媛県、高知県
(担当部署)
中国四国農政局経営・事業支援部 地域食品課
(住所)
〒700-8532
岡山市北区下石井1-4-1(岡山第2合同庁
舎)
(電話番号)
086-224-4511(内線 2413、2157)
福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮
崎県、鹿児島県
(担当部署)
九州農政局経営・事業支援部 地域食品課
(住所)
〒860-8527
熊本市西区春日2-10-1(熊本地方合同庁舎)
(電話番号)
096-211-9111(内線 4396)
沖縄県 (担当部署)
内閣府沖縄総合事務局農林水産部 食品・環境

(住所)
〒900-0006
那覇市おもろまち2-1-1(那覇第2地方合
同庁舎2号館)
– 10 –
(電話番号)
098-866-1673

3 実績報告書等の保存
生産行程管理業務実績報告書等の提出後、生産行程管理業務実績報告書と生産行程管理業務
の対応実績が分かる資料(上記2(2)②の資料及びこれを作成するために使用し生産者団体
において保管する資料)については、その提出の日から5年間、保存が義務付けられています
ので、大切に保管しておいてください。
生産行程管理業務実績報告書等の保存義務を怠った場合には、措置命令(行政命令)の対象
となる、登録が取り消されるといった不利益処分を受ける場合がありますので、ご注意くださ
い。
第3 明細書の変更
1 明細書の内容を変更する場合とその手続について
明細書の内容を変更する場合については、変更する内容によって手続が異なります。
【明細書の記載事項】
明細書には、①作成者、②農林水産物等の区分、③農林水産物等の名称、④農林水産物等の生産地、
⑤農林水産物等の特性、⑥農林水産物塔の生産の方法、⑦農林水産物等の特性がその生産地に主と
して帰せられるものであることの理由、⑧農林水産物等がその生産地において生産されてきた実績、
⑨法第 13 条第1項第4号ロ該当の有無等、⑩連絡先を記載することになります(別紙2「明細書作
成マニュアル」)。
(1)明細書の①「作成者」の記載を変更する場合
この場合には、明細書の記載を変更した後に、法第 17 条第1項の規定に基づく届出をする
ことになります。詳しくは、後記第4をご覧ください。
(注)明細書の①「作成者」の記載を変更する場合とは、登録生産者団体の住所が変更になる場合、
登録生産者団体の名称が変更になる場合、登録生産者団体の代表者(管理人)が変更になる場合、
登録生産者団体のウェブサイトのアドレスが変更になる場合をいいます。
(2)明細書の③「農林水産物等の名称」から⑨「法第 13 条第1項第4号ロ該当の有無等」まで
の記載を変更する場合
この場合には、その変更が登録事項に反するか否かによって手続が異なります。
(注)この場合の登録事項とは、法第7条第1項第3号から第8号までに掲げる事項をいいます。
(参考)
(登録の申請)
法第7条 前条の登録(第 15 条、第 16 条、第 17 条第2項及び第3項並びに第 22 条第1項
第1号ニを除き、以下単に「登録」という。)を受けようとする生産者団体は、農林水産
– 11 –
省令で定めるところにより、次に掲げる事項を記載した申請書を農林水産大臣に提出しな
ければならない。
一 生産者団体の名称及び住所並びに代表者(法人でない生産者団体にあっては、その代
表者又は管理人)の氏名
二 当該農林水産物等の区分
三 当該農林水産物等の名称
四 当該農林水産物等の生産地
五 当該農林水産物等の特性
六 当該農林水産物等の生産の方法
七 第二号から前号までに掲げるもののほか、当該農林水産物等を特定するために必要な
事項
八 第二号から前号までに掲げるもののほか、当該農林水産物等について農林水産省令で
定める事項
九 前各号に掲げるもののほか、農林水産省令で定める事項
2・3 (略)

(注)明細書の記載の変更が登録事項に反するとは、例えば、生産の方法として「「○○みかん」の
糖度は 10 度から 12 度」が登録事項となっている場合に、明細書の記載を「「○○みかん」の糖
度は 10 度から 12 度」を「「○○みかん」の糖度は9度から 10 度」と変更するような場合をい
います。
明細書の記載の変更が登録事項に反しないとは、例えば、上記の例において、明細書の記載
を「「○○みかん」の糖度は 10 度から 12 度」を「「○○みかん」の糖度は 11 度から 12 度」と
変更するような場合をいいます。
ア 明細書の記載の変更が登録事項に反する場合には、明細書の記載の変更をする前に、法
第 16 条第1項の規定に基づく変更の登録の申請をすることになります。詳しくは、後記2
をご覧ください。
イ 明細書の記載の変更が登録事項に反しない場合には、明細書の記載を変更した後に、変
更後の明細書(2部)を、農林水産省食料産業局知的財産課に、郵送又は持参により提出
してください。
【提出先】
農林水産省食料産業局知的財産課
〒100-8950 東京都千代田区霞が関1丁目2番1号
電話 03-3502-8111(代表) 内線 4284
受付時間:10 時から 12 時まで、13 時から 17 時まで
(3)明細書の⑩「連絡先」の記載を変更する場合
この場合には、明細書の記載を変更した後に、変更後の明細書(2部)を、農林水産省食
– 12 –
料産業局知的財産課に、郵送又は持参により提出してください。
【提出先】
農林水産省食料産業局知的財産課
〒100-8950 東京都千代田区霞が関1丁目2番1号
電話 03-3502-8111(代表) 内線 4284
受付時間:10 時から 12 時まで、13 時から 17 時まで
2 法第 16 条第1項の規定に基づく変更の登録の申請
明細書の③「農林水産物等の名称」から⑨「法第 13 条第1項第4号ロ該当の有無等」までの
記載を変更する場合であって、明細書の記載の変更が登録事項に反する場合には、法第 16 条第
1項の規定に基づく変更の登録の申請が必要となります。
(1)変更の登録の申請に必要な書類等の準備
ア 法第 16 条第1項の規定に基づく変更の登録の申請には、変更申請書、明細書、生産行程
管理業務規程が必要となります。
変更申請書については、別紙5「法第 16 条第1項の変更申請書作成マニュアル」に従っ
て作成してください。
明細書と生産行程管理業務規程については、明細書の記載の変更を反映した最新のもの
を提出していただくことになります。
イ 法第 16 条第1項の規定に基づく変更の登録の申請には、以下の書類が必要となります。
括弧内に「全員」と記載がある場合には、変更申請者は、必ずその書類を添付しなければ
なりません。それ以外の場合は、記載された変更申請者のみがその書類を添付すれば足り
ます。
(ア)委任状(代理人により変更の登録の申請をする変更申請者のみ)
(イ)法第 13 条第1項第2号ハに規定する経理的基礎を有することを証明する書類(明細書
の記載の変更により生産行程管理業務規程を変更する変更申請者のみ)
最近の事業年度における財産目録・貸借対照表・収支計算書を提出してください。
なお、これらの書類を添付することが難しい場合には、預貯金通帳の写し等を提出
することもできます。
(ウ)法第 13 条第1項第2号ニに規定する必要な体制が整備されていることを証明する書
類(明細書の記載の変更により生産行程管理業務規程を変更する変更申請者のみ)
変更申請者の組織に関する規程、業務分担表等を提出してください。
(エ)特定農林水産物等に該当することを証明する書類(明細書の記載のうち④「農林水産
物等の生産地」、⑤「農林水産物等の特性」、⑥「農林水産物等の生産の方法」、⑦「農林
水産物等の特性がその生産地に主として帰せられるものであることの理由」、⑧「農林水
産物等がその生産地において生産されてきた実績」を変更する変更申請者のみ)
変更申請書の「4 変更を求める事項」の「(2)農林水産物等の生産地」・「(3)農
林水産物等の特性」・「(4)農林水産物等の生産の方法」・「(5)農林水産物等の特性が
その生産地に主として帰せられるものであることの理由」 ・ 「(6)農林水産物等がその生
産地において生産されてきた実績」欄に記載した内容を裏付ける書類(録音したものや
– 13 –
録画したものを含みます。)を提出することができます。
例えば、変更申請書に科学的データを記載した場合には、それを裏付ける論文や検査
機関の検査結果等がこれに該当します。また、生産地の範囲や伝統性の記載を裏付ける
新聞や雑誌の記事、論文等もこれに該当します。
(オ)翻訳文(外国語により添付書類を作成した変更申請者のみ)
(2)変更の登録の申請の方法
法第 16 条第1項の規定に基づく変更の登録の申請は、正本1通(副本の提出は不要です。)
を、郵送又は持参により、提出窓口(農林水産省食料産業局知的財産課)まで提出してくだ
さい。持参により提出する場合には受付時間にご注意ください。
なお、いずれの場合も、窓口に到着した日が変更の登録の申請日となりますので、郵送に
より提出した場合であっても農林水産省に到着した日が変更の登録の申請日となるわけでは
ありません。
【変更の登録の申請の受付窓口】
農林水産省食料産業局知的財産課
〒100-8950 東京都千代田区霞が関1丁目2番1号
電話 03-3502-8111(代表) 内線 4284
受付時間:10 時から 12 時まで、13 時から 17 時まで
(3)変更の登録の申請の受付・形式補正
変更の登録の申請が受け付けられますと、変更申請者には、変更の登録の申請を受け付け
た旨の通知(特定農林水産物等審査要領別記様式 17)がなされます。
受付後、変更の登録の申請の方式等について形式的な審査が行われます(具体的な内容に
ついては、特定農林水産物等審査要領をご参照ください。 )。
審査の結果、変更の登録の申請の内容に形式的な不備がある場合には、農林水産省食料産
業局知的財産課の審査官が申請者に対し補正を求めることがあります(特定農林水産物等審
査要領別記様式 18)。補正を求められた場合には、その内容を精査の上、適切な対応をしてく
ださい(適切な対応がとられない場合には、変更の登録の申請が却下される場合等がありま
すので注意してください。 )。
なお、補正が必要な場合には、特定農林水産物等審査要領別記様式 19 に従って補正を行っ
てください。
(4)公示から登録まで
(注)(4)の手続は、変更の登録の申請の対象となる事項が軽微な事項に該当する場合には、行わ
れません。
ア 公示
形式的な不備のない変更の登録の申請(不備を補正した変更の登録の申請を含みます。)
については、その内容が、農林水産省のウェブサイト上に、公示されます。
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農林水産省 地理的表示保護制度のウェブサイト
URL http://www.maff.go.jp/j/shokusan/gi_act/notice/index.html
イ 意見書提出手続
公示後3か月間は、意見書提出期間となります。意見書が提出された場合には、意見書
の写しを変更申請者に送付致しますので(特定農林水産物等審査要領別記様式 25)、意見書
の内容を踏まえ、あらためて地域内で話合いを行う、変更申請書等の内容を補正する、追加
して書類を提出する等の対応をご検討ください(もちろん、意見書の内容によっては、「何
もしない」という対応をとることも考えられます。)。
ウ 現地調査
審査官は、必要に応じて、現地調査を行う場合があります。現地調査を行うに当たって
は、事前に、通知(特定農林水産物等審査要領別記様式 26)を申請者に送付致します。
(5)実質的な補正
ア 変更申請者は、変更申請書、明細書、生産行程管理業務規程の内容を変更したいと考え
た場合には、補正をすることができます。
イ 審査官は、変更申請者に対し、審査や意見書提出手続・学識経験者からの意見聴取手続
の結果を踏まえ、変更申請書、明細書、生産行程管理業務規程の内容の補正を求める場合
があります(特定農林水産物等審査要領別記様式 27)。
この場合には、特定農林水産物等審査要領別記様式 28 に従って補正を行ってください。
(6)変更の登録
ア 変更の登録の場合
審査の結果、変更の登録が適当であると判断される場合には、変更申請者には、変更の
登録をする旨の通知(特定農林水産物等審査要領別記様式 29)がなされます。
イ 変更の登録の拒否の場合
審査の結果、変更の登録が不適当であると判断される場合には、変更申請者には、変更
の登録を拒否する旨の通知(特定農林水産物等審査要領別記様式 22)がなされます。
なお、この登録の拒否の判断は、行政処分ですので、不服がある場合には、行政不服審
査法又は行政事件訴訟法に基づき不服を申し立てることができます。
第4 登録生産者団体の名称等の変更
明細書の①「作成者」の記載を変更する場合には、明細書の記載を変更した後に、法第 17 条
第1項の規定に基づく届出をすることになります。
届出は、届出書及び最新の明細書(各2部)を、農林水産省食料産業局知的財産課に、郵送
又は持参により提出してください。また、届出書は、特定農林水産物等審査要領別記様式 30
に従って作成してください。
【提出先】
農林水産省食料産業局知的財産課
〒100-8950 東京都千代田区霞が関1丁目2番1号
– 15 –
電話 03-3502-8111(代表) 内線 4284
受付時間:10 時から 12 時まで、13 時から 17 時まで
第5 生産行程管理業務規程の変更
生産行程管理業務規程の記載を変更する場合には、その記載の変更をする前に、法第 18 条の
規定に基づく届出をすることになります。
届出は、届出書(2部)を、農林水産省食料産業局知的財産課に、郵送又は持参により提出
してください。また、届出書は、本ガイドラインの様式本-2に従って作成してください。
【提出先】
農林水産省食料産業局知的財産課
〒100-8950 東京都千代田区霞が関1丁目2番1号
電話 03-3502-8111(代表) 内線 4284
受付時間:10 時から 12 時まで、13 時から 17 時まで
第6 生産行程管理業務の休止
1 生産行程管理業務を休止する場合には、休止をする前に、法第 19 条の規定に基づく届出をす
ることになります。
届出は、届出書(2部)を、農林水産省食料産業局知的財産課に、郵送又は持参により提出
してください。また、届出書は、本ガイドラインの様式本-3に従って作成してください。
【注意】
生産行程管理業務を休止しますと、休止をした登録生産者団体の構成員である生産業者は、登録
された地理的表示と登録標章を使用することはできなくなります。
2 生産行程管理業務を休止した登録生産者団体がその生産行程管理業務を再開する場合には、
再開をする前に、その旨を届け出てください。
届出は、届出書(2部)を、農林水産省食料産業局知的財産課に、郵送又は持参により提出
してください。また、届出書は、本ガイドラインの様式本-4に従って作成してください。
【提出先】
農林水産省食料産業局知的財産課
〒100-8950 東京都千代田区霞が関1丁目2番1号
電話 03-3502-8111(代表) 内線 4284
受付時間:10 時から 12 時まで、13 時から 17 時まで
第7 登録の失効
登録が失効した場合には、登録が失効した後に、法第 20 条第2項の規定に基づく届出をする
ことになります。
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(注)登録が失効する場合とは、①登録生産者団体が解散した場合においてその清算が結了したと
き、②登録生産者団体が生産行程管理業務を廃止したときをいいます。
なお、生産行程管理業務の休止期間が7年を経過しますと、生産行程管理業務を廃止したと
判断されますので、ご注意ください。
届出は、届出書(2部)を、農林水産省食料産業局知的財産課に、郵送又は持参により提出
してください。また、届出書は、本ガイドラインの様式本-5に従って作成してください。
【提出先】
農林水産省食料産業局知的財産課
〒100-8950 東京都千代田区霞が関1丁目2番1号
電話 03-3502-8111(代表) 内線 4284
受付時間:10 時から 12 時まで、13 時から 17 時まで
第8 商標権者等の承諾の撤回
商標権者等が、登録に係る特定農林水産物等について、法に基づく登録をすることについて
承諾していたが、登録後に、これを撤回する場合には、本ガイドラインの様式本-6に従って
作成した撤回書を農林水産省食料産業局知的財産課に、郵送又は持参により提出してください。
【提出先】
農林水産省食料産業局知的財産課
〒100-8950 東京都千代田区霞が関1丁目2番1号
電話 03-3502-8111(代表) 内線 4284
受付時間:10 時から 12 時まで、13 時から 17 時まで
第9 特定農林水産物等登録簿の謄写等
1 特定農林水産物等登録簿等の謄写
特定農林水産物等登録簿、明細書及び生産行程管理業務規程の謄写を希望する方は、以下の
いずれかの方法により、特定農林水産物等登録簿の謄写をすることができます。
(1)農林水産省食料産業局知的財産課に来課する方法
農林水産省食料産業局知的財産課の窓口まで来ていただき、特定農林水産物等登録簿等を
謄写していただきます。
謄写を希望される方は、本ガイドラインの様式本-7に従って作成した請求書を提出して
ください。
(2)郵送による方法
返信用切手を同封の上、本ガイドラインの様式本-7に従って作成した請求書を農林水産
省食料産業局知的財産課に、郵送してください。
【郵送による方法の場合】
謄写を希望される特定農林水産物等登録簿、明細書及び生産行程管理業務規程のページ数に応じ
– 17 –
て、必要となる切手の額が異なりますので、郵送による方法を希望する方は、事前に、下記窓口へ
問合せをしてください。
農林水産省食料産業局知的財産課
電話 03-3502-8111(代表) 内線 4284
【郵送先】
農林水産省食料産業局知的財産課
〒100-8950 東京都千代田区霞が関1丁目2番1号
電話 03-3502-8111(代表) 内線 4284
2 登録に係る特定農林水産物等に関する証明の請求
登録に係る特定農林水産物等に関する証明を希望する方は、以下のいずれかの方法により、
登録に係る特定農林水産物等に関する証明(特定農林水産物等審査要領別記様式 31)を求める
ことができます。
(1)農林水産省食料産業局知的財産課に来課する方法
登録に係る特定農林水産物等に関する証明を希望する方は、農林水産省食料産業局知的財
産課の窓口まで来ていただき、本ガイドラインの様式本-8に従って作成した請求書を提出
してください。
(2)郵送による方法
返信用切手を同封の上、本ガイドラインの様式本-8に従って作成した請求書を農林水産
省食料産業局知的財産課に、郵送してください。
【郵送による方法の場合】
請求を希望される特定農林水産物等の数に応じて、必要となる切手の額が異なりますので、郵送
による方法を希望する方は、事前に、下記窓口へ問合せをしてください。
農林水産省食料産業局知的財産課
電話 03-3502-8111(代表) 内線 4284
【郵送先】
農林水産省食料産業局知的財産課
〒100-8950 東京都千代田区霞が関1丁目2番1号
電話 03-3502-8111(代表) 内線 4284